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2019.5.15

現象そのものには色はついていない

小林正観さんの心に響く言葉より…

ある日あなたが、自転車に乗って転んで大怪我をしたとしましょう。

全治一週間のケガを負ってしまって大変だと思うかもしれませんが、それはあなた自身がシナリオに書いてきたこと、すでに決まっていたことなので、特別なことではありません。

その転んでしまったという現象に対して、落ち込むことも、笑って過ごすこともできますし、ただ何も感じず淡々と過ごすこともできます。

その現象をどう受け止めるかは、自分次第ということです。

ほとんどの人は、現象と自分の感情が一体だと思っているかもしれません。

よく、「上司に怒られたので、とても落ち込んでいる」という人がいますが、上司が怒ったことと、自分が落ち込むことは別です。

「上司が怒った」という現象と、悲しい、辛いという感情が別々に存在しています。

もともと、現象そのものに、色はついていません。

私たちが勝手にその現象に感想をつけて、「嬉しい」「悲しい」という色をつけているにすぎません。

目の前の現象に一喜一憂せず、ニコニコと、淡々と、そうなりましたかと捉えていくと、自分が楽になります。

一喜一憂する人には共通点があります。

辛いことがあったからといって、すぐ落ち込んでしまう人がいますが、面白いことに、そのような人は誉められると、すぐに有頂天になるようです。

すぐ落ち込む人は、すぐに有頂天になる。

これはどういうことでしょう。

それは自分自身を人と比べて、他人の評価に一喜一憂しているということ。

つまり、自分自身の考え方や、思想を持っていないということです。

これは幼児性の表れと言えます。

自分自身の生き方や考え方をきちんと持っている人は、人の評価に左右されません。

人と比べることに意味はありません。

私たちは淡々と生きていけばいい。

大事なことは、一喜一憂せずに、ただ受け入れていくということ。

目の前の現象に、「嬉しい」「悲しい」という色をつけるのは自分なのです。

『無敵の生きかた みんなが味方になる』廣済堂出版

目の前の現象を、「幸せだ」とか「不幸せだ」という色をつけるのも自分。

現象そのものに色がついているわけではない。

だからある人は、それがあったからこそ「幸せだ」と思い、別のある人は「不幸せだ」と思う。

万人が「悲惨だ」、「辛い」と思うようなことでさえ、「そのことがあったおかげで今の自分がある。幸せだ」と思う人もいる。

また、幼児性について小林正観さんは次のように語っている。(楽しい人生を生きる宇宙法則)より

『家庭のことで言いますと、同じ言葉を他人から言われたときに、怒らないで踏み留まることができるにもかかわらず、同じ言葉を妻から言われるとものすごく腹を立てて爆発してしまう夫がいます。

また、同じ言葉を他人から言われても怒らないけれども、夫から言われるとキレてしまう妻がいます。

それは、どういうことかと言うと、外では踏み留まる能力があるにもかかわらず、家庭では踏み留まらないということなんですね。

《踏み留まれない》のではなくて、《踏み留まらない》んです。

これを一言で言うと“幼児性”です。

実は、“幼児性の克服”のためにも結婚というものが存在します。

家庭を持って、妻に対して夫に対して、あるいは子供に対して、「私」が気に入らなくて爆発する、その「私」の“幼児性”を是正するために結婚というものがあり、家庭というものが存在します。

家庭というものは、ただ自分の思いを通すための甘える場所でも、ストレスを発散させる場所でもありません。

幼児性を削っていって大人になっていく作業の場所として、結婚があり、家庭が存在するということです。』

「幼児性を削っていって大人になっていく作業の場所として、結婚があり、家庭が存在する」

日々、幼児性を削る努力を重ねたい。



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