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2019.3.28

人間はあぶないと思うと卑しくなる

山崎拓巳氏の心に響く言葉より…

お墓参り、あなたは欠かさず行っていますか?

日々の忙しさのせいで、なかなか行けてない人もいるかもしれません。

お墓が遠くて行けなくて、心の中で手を合わせているって人も多いかもしれません。

定期的に訪れるご先祖様の墓。

人生のチェックポイントとでもいうのでしょうか?

僕にとって、お墓参りは重要な行事の1つでもあります。

お願いごとのために行っているのではありません。

自分の心のリセットだったり、目標の確認のためにお墓参りをしています。

ご先祖様の命のバトンリレーの結果、この世に存在している自分。

その奇跡に手を合わせます。

このとき、「必要なときに必要なことを起こしてください。僕は学ぶべきことをちゃんと学びます」と手を合わせています。

ご先祖様に「力を貸してください」とか「助けてください」ってお願いするのは良くないよと聞いたことがあります。

手を合わせ、自分の気持ちを固めるほうがどうも正しいようです。

いずれ僕もこのお墓に入るときが来る。

「死」を意識すると「生きる」が浮き彫りになるような気がします。

僕たちは、毎日確実に死に向かって進んでいるのです。

生物としてこの世に生まれたからには致死率は100%です。

そう考えてみると、死に向かって生きていくときに思う、「正しいこと」と、死から見た今の自分に望む「正しいこと」は若干違っているような気がします。

「今は大切な時期。歯を食いしばってこの仕事を頑張るのだ」と今、思う。

しかし、死から見た今は少し違っているのではないでしょうか。

「どんなに仕事が大切なときも、他にもっと大切なことがいっぱいあるはず。それを忘れない」と感じたりするように思います。

生きるから見た「生きる」と、死から見た「生きる」の違いは、常に心の中で“つっかえ棒”として存在している。

僕の場合はそれを、お墓参りによって溶かしたり、外したりしているんじゃないのかなって感じています。

「死を意識する」って言葉にすると、何を辛気くさいこと言っているんだと思う人もいるかもしれません。

しかし、僕は逆の発想です。

死を意識することで明るくなれる気がします。

私たちはどうせいつか死ぬのですから。

上手にやろう。

下手をしないようにしよう。

無理をしないでおこう。

前例がないことはやめよう…などなど、知らない間に「今」にしがみついてしまっている自分の手をスッと解き放ってくれるのは死を意識したときです。

たった一度の人生です。

小さくまとまらず、爽やかに面白体験をしていきましょう!

そんな心持にこそ幸運が宿るような気がしています。

『運の強化書』SBクリエイティブ


輪廻という生まれ変わりがあるとするなら、我々は今世で死んでも、またいつの日か生まれ変わる。

そうであるなら、この世には、自分の魂を高め磨くために、修行にきているようなものだともいえる。

前の生(前世)よりも、少しでもましな人間になってあの世(来世)に往くこと。

だからこそ、死を意識することは、自分がこの世に何をしにきたのかを確かめることにもなる。

何のために生まれてきたのか。

何の役割(使命)があってこの世に生を受けたのか。

生まれ変わりがあるとしても、今の時代に、この地球に、この日本に生まれるのはたった一度だけ。

森信三先生のいう「人生二度なし」だ。

アメリカのジャーナリストのミッチ・アルボムが書いた、「モリー先生との火曜日」という小説がある。

死を前にした「最後の授業」を記録したノンフィクション小説だ。

その中にある、心に残る言葉…

■いかに死ぬべきかを学べば、いかに生きるかも学べる。

■人生に意味を与えられる道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと。

■人間はあぶないと思うと卑(いや)しくなる。危険を感じれば、自分のことしか考えなくなる。

たった一度の人生…

卑しくない人生を歩みたい。



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