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2018.3.27

三日会わざれば


松下幸之助氏の心に響く言葉より…

幕末のころ、土佐の檜垣清治(ひがきせいじ)という人が、そのころ土佐で流行していた大刀を新調し、江戸から帰ってきた坂本龍馬に見せたところ、龍馬は、「きさまはまだそんなものを差しているのか。おれのを見ろ」と言って、やさしいつくりの刀を見せました。

そして、「大砲や鉄砲の世の中に、そんな大刀は無用の長物だよ」と言いました。

清治は「なるほど」と気が付きました。

そこで、龍馬のと同様の刀をこしらえて、その次に帰ってきたとき見せました。

すると龍馬は、「このあいだは、あの刀でたくさんだと言ったが、もう刀などは要らんよ」と言いながら、ピストルを取り出して見せたというのです。

またその次に帰ったときには、「今の時勢では、人間は武術だけではいけない。学問をしなければならない。古今の歴史を読みたまえ」と勧めたということです。

さらにそのつぎに会ったときには、「面白いものがあるぞ。万国公法といって、文明国共通の法律だ。おれは今それを研究しているのだ」と語ったそうです。

清治は、「そのように龍馬にはいつも先を越されて残念だった」と人に語ったといいますが、坂本龍馬という人はいつも先々を見ていたから、そういう姿も出てきたのではないかと思われます。

そしてそういう、現状にとらわれない、絶えず先を見るというような姿は、やはり素直な心が働いているところから生まれてくるものではないでしょうか。

《素直な心になるために》

『松下幸之助 成功の金言365』PHP研究所


「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」

という『三国志演義』からきた言葉がある。

真の男子たるもの、死に物狂いで勉学や修練すれば、 三日も会わなければ、 見違えるように成長しているものだ。

さあ、目をこらしてよく見るがよい、と。

反対に、三日どころか、一ヶ月たっても、一年たってもまったく進歩のない者もいる。

現状を変えようとしない人だ。

世の中が凄(すさ)まじいまでに変化しているのに、自らを変えようとしない人は必ず時代から取り残される。

しばらく会わなかったら…

見違えるように成長している人でありたい。


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