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2017.7.3

人生がすっぱいレモンをくれるのなら


中山和義氏の心に響く言葉より…

アメリカにアレックスという名前の少女がいました。

彼女は1歳になったばかりの頃、小児ガンになってしまいます。

その後、度重なる手術や抗ガン剤の投与などを行って、彼女は必死に病気と闘ってきました。

彼女が4歳になったとき、入退院を繰り返していた病院で同じ小児ガンと闘う女の子と友達になりました。

一時退院が許されたとき、友達に、

「今、世界中でガンの研究をしているから、きっといい薬ができるよ。

2人でガンをやっつけようね。

元気になって、2人で外で遊ぼうね」

と約束して別れました。

しかし、その約束は果たせませんでした。

検査のために病院を訪ねたとき、彼女は友達が亡くなったと聞かされたのです。

彼女は大きなショックを受けましたが、数日後、子どもが家の前でレモネードを売っている様子をテレビで見ると、お母さんに話しました。

「ママ、私もレモネードを売りたい。

そして、お金を病院にあげるの。

ガンのお薬ができるように、みんなを助けてあげるの。

約束したから…」

亡くなった友達との約束を果たそうとしたのです。

それから、彼女はレモネードを売り続けました。

小さな女の子が病気の悪化を覚悟で、ガン患者のために頑張る姿は、多くの人の心に響きます。

その活動は、全米に広がっていきました。

やがて、アメリカ各地にアレックス・レモネードスタンドが出現。

4年後、彼女が8歳になったときには全米50州でレモネードスタンドがオープンし、売り上げが30万ドル以上になる日もありました。

8歳の誕生日から半年後、彼女は家族に見守られる中、静かに天国に旅立ちました。

彼女の亡くなった後もその意志は受け継がれ、全米1000カ所以上のレモネードスタンドで活動が続けられています。

「人生がすっぱいレモンをくれるのなら、それで甘いレモネードを作ればいいのよ」

彼女はいつも話していました。

『人生の目的に気づく24の物語』フォレスト出版


アレックスが、いつもレモンを買いに行く近所のスーパーは、このレモネード・スタンドの背景を聞き、材料を寄付することを決めたという。

誰かのために我欲なしに頑張っている人をみると、どこからか必ずそれを応援する人があらわれる。

人生は捨てたもんじゃない、と気づかされる。

我々は今自分が、どんなに恵まれているのかをすぐに忘れてしまう。

外にもでかけられる、友だちと会うこともできる、暮らす家もある…

それなのに、不平不満や文句をいったり、グチを言ったりしてしまう。

だからこそ、8歳の少女のことばが心に突き刺さる。

「人生がすっぱいレモンをくれるのなら、それで甘いレモネードを作ればいいのよ」

どんな試練がきても、何かやれることはある。


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