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2016.8.22

人生は自分が書いたシナリオ通り


小林正観さんの心に響く言葉より…

人生は自分が書いたシナリオ通りだ…。

それが納得できると、やってくる現象一つ一つに対して、あれこれ論評や文句を言わなくなります。

逆に、自分が書いたシナリオが今日どんな形で現れてくるのか、わくわくしながらその現実を見られるようになります。

このシナリオは、いい悪いがありません。

何が起きても何が来ようといいんです。

淡々と過ぎていく現実を見ていればいいのです。

自分が書いたのですから。

お釈迦さまの言葉に、このようなものがあります。

すべてがあなたにちょうどいい。

今のあなたに今の夫がちょうどいい。

今のあなたに今の妻がちょうどいい。

今のあなたに今の子供がちょうどいい。

今のあなたに今の親がちょうどいい。

今のあなたに今の兄弟がちょうどいい。

今のあなたに今の友人がちょうどいい。

今のあなたに今の仕事がちょうどいい。

死ぬ日もあなたにちょうどいい。

すべてがあなたにちょうどいい。


『宇宙を貫く幸せの法則』致知出版社


小林正観さんはこう語る。

『一度ならず、二度、三度と会う人とは、何か計り知れない「因縁」があるものです。 そう思って、その一人一人と接していくと、大変面白く、また人生も奥深く、興味深いものになっていくことでしょう』(同書より)

家族も、会社の仲間も、友人も、何度も会う人とは、深いご縁がある。

生まれ変わりの理論から言えば、前世からの深いつながりだ。

我々は、この世に生まれるときに、自分の人生シナリオを書いてきたという。

舞台で言うなら、脚本を書いたのも自分なら、それを演じるのも自分だ。

いつも会う人が自分とは天敵のような嫌な人であろうと、それは自分が書いた脚本。

そこに登場する意味がある。

生まれたときよりも少しでもましな人間になってこの世を去ることが、この世に生まれてきた目的。

誰もが、そのためのシナリオを書いている。

嫌な人と会ったときや嫌なことがあったとき、ニコッと笑ってそれに感謝できるかどうかというシナリオ。

「人生は自分が書いたシナリオ通り」という言葉をかみしめたい。


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