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2016.7.10

「戒」とは習慣のこと

植西聡氏の心に響く言葉より…

仏教に「戒(かい)」という言葉があります。

「戒律(かいりつ)」の「戒」です。

仏教では、出家して僧侶になることを、「受戒(じゅかい)」と呼ぶことがあります。

それは「仏教が定めた『戒』を受け入れて生活していく」ということです。

「戒」というと、一般的には「〜してはいけない」という禁制のルールを表す言葉だと理解されていると思います。

確かに、仏教には、「怒ってはいけない」とか、「嘘(うそ)をついてはいけない」といった禁制がたくさんあります。

しかし、「戒」という言葉の意味は「禁制」というよりも、「習慣」というほうが正しいのです。

つまり、「怒ってはいけない」というよりも、「怒らずに、穏やかに生きていくことを習慣にしていく」と考えるほうが、仏教の本来の考え方に合っています。

「嘘をついてはいけない」というよりも、「正直に、そして誠実に生きることを習慣にしていく」と考えるほうが、仏教の本来の教えに近いのです。

この「戒」という言葉には、「習慣」というものに対する仏教の考え方がよく表れています。

従来の悪い習慣を捨てて、良い習慣に従がって生きていくことで、その人はこれまでよりもずっと幸福に、心楽しく、充実した人生を歩んでいける、というのが仏教の考え方なのです。

そういう意味では「引っ込み思案」「グズ」「怒りっぽい」「決断力がない」といった人は、生まれつきそうした性格だったわけではなく、「マイナスの習慣」がすっかり染みついているだけといえます。

ですから、自分のできる範囲でかまいませんから、「積極的にすぐに動く習慣」「穏やかに生きる習慣」「勇気をだして決断する習慣」といった良い習慣をつけていくことが大切です。

そうすれば、今までとは違った新しい自分に出会えます。

『へっちゃらな心の作り方: 面白いくらい「いいこと」が次々起こる! (単行本)』三笠書房


「悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる」(渋沢栄一)

人生は、結局のところ、その人の持つ習慣によって決まる。

「習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」(ウィリアム・ジェームズ)

という言葉にもあるように、習慣は運命をも左右する。

そして、習慣は継続と同義語だ。

継続するには、続けるための仕組みや仕掛けが必要だ。

仕組みが定着すれば、自動的に行動も変わる。

よき習慣を身につけたい。



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