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2016.4.10

肚をくくり、覚悟を決める


すがのたいぞう氏の心に響く言葉より…

人生は楽観的に生きたいものである。

そのほうがやっぱり楽しいからだ。

ところで、楽観的と言われる人、思われている人が、芯から楽観的、楽天的なのかというと必ずしもそうではないのである。

自分は物事を悲観的に考えてばかりいるから、あんなふうになりたいと憧れる人は多いが、そのほとんどの人は肝腎なところが見えていない。

楽観的・楽天的な人にも二種類あるのだ。

中には悲観的な人以上に、物事を悲観的に考える人もいるのである。

何かをするとき、「うまくいかないかもしれない」と考えれば、なかなか行動に移せないのが普通である。

自分が悲観的と思っている人のほとんどは、そこで躊躇していることだろう。

しかし、「うまくいかないかもしれない。でも、それでもかまわない」と思えれば行動に移せる。

これはハナから物事が「うまくいく」「何とかなる」と考えているような楽観性とは違うのである。

こういう人は、実はひじょうに慎重であって、何かをやるときには、いつも最悪の事態になることを考えているのである。

弱気と言えば、かなり弱気なのである。

けれども、たとえばスポーツ選手には、こういう繊細さが必要とされるだろう。

頭まで筋肉でできているようなイケイケ気質の選手は、結局一流になれない。

あるゴルフ記者が、「トッププロほど驚くほど臆病なんですよ」と言うのを聞いたことがある。

そういうものだろう。

いつも最悪の事態を考えるような、悲観的な見方を持つことは、その人の個性というものかもしれない。

その慎重さは悪くない。

しかし、問題はそこから先のことだ。

それは、最悪の事態が起こることを「覚悟」できるかどうかである。

「そういう結果になってもいい。しかたない」

そう思えるかどうかが鍵なのである。

これこそが脳天気ではない楽観というものであり、後悔しない考え方というものなのだ。

『こころがホッとする考え方 (PHP文庫)』


危機感を持たない「楽観主義」ほど危ないものはない。

危険、危険と警報が鳴っているにも関わらず、「まあ、なんとかなるだろう」と突き進む。

感性がするどい人は、破滅に向かう前に、天から降りて来るメッセージに気づく。

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」

京セラの稲盛和夫氏の言葉だ。

夢は楽観的に大きく描く必要がある。

しかし、計画段階ではあらゆる事態を想定し、その問題対処の方法を考えつくす。

そして、実行に移す時は「必ずできる」と楽観的に明るく考え、一歩を踏み出す。

藤尾秀昭氏は、覚悟についてこう語る。

「人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない」

肚をくくり、覚悟を決める。

一歩を踏み出すには覚悟が必要だ。


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