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2016.2.5

仕事で感謝する


ノエル・C・ネルソン氏の心に響く言葉より…

多くの企業には、公式の表彰制度があります。

トップ成績者はほとんどの場合、賞や特別な地位を授与されます。

ただし、さまざまな成功や努力を記念する賞やシンボルの重要性は、あまり理解されていません。


賞は、拍手、ユーモラスな勲章、「おめでとう」というEメールやカードのような、シンプルなものでいいのです。

あるいは、クルーズ、二人分のディナー、人気のある野球の試合のチケット、そしてもちろん最も好まれる賞である「現金」のように、豪華なものもいいのでしょう。


表彰の理由は、多様であってかまいません。

顧客に深く感謝された、頼まれていないのに同僚を助けた、新入社員に丁寧かつユーモアたっぷりに指導した、といったようにです。

表彰のパーティでは、賞をもらった限られた人しか喝采を浴びませんが、従業員に感謝するチャンスはそのような表彰パーティだけに限定する必要はありません。


プロフェッショナル・カトラリ・ディレクト社のジョー・アンジェコリコラは語ります。

「従業員がお客様からおほめの手紙や電話を受けとると、私たちは従業員全員にEメールを送って知らせます。

スタッフは足をとめて彼らを祝い、肩を叩きます。

そして私は、そういった手紙すべてを私のオフィスの外に掲示します。

また、社員用のギフト券もあります。

とくにすぐれた仕事をした社員はそれをもらって、我が社のカタログから購入できるのです」


サウスウエスト航空は、貴重な提案をした従業員に「ウィニング・スピリット賞」を与えて、従業員の提案を奨励しています。

メラニー・ジョーンズとサニー・ストーンは語ります。

「我が社にはウイニング・スピリット賞という制度があり、最高経営者責任者が隔月授与しています。

スタッフが期待以上の成果を上げた仲間を推薦する仕組みです。

こんなケースもありました。

シフトを終えた帰宅途中のパイロットがいました。

彼は出勤に使う私有機を空港に置いていました。

そしてターミナルを去ろうとしたとき、最終便に乗り遅れ、取り乱しているお客さまと出会ったのです。

臓器移植のため別の町へ向かう途中で、朝までに到着しなければ手術できなかったからです。

パイロットは自分の飛行機に彼を乗せて、目的の町まで飛びました」


また、サウスウエスト航空は、「今月のスター」を選び出し、機内誌の一面を使って特集します。

「スター」はまさに有名人扱いで記事が書かれます。

業務に関して丁寧に意見を求められ、その言葉はそのまま紹介されて、記事には「スター」の家族や趣味に関するコメントまで載ります。

また、「スター」はまさにスターとして撮影されます。

雑誌記事では、名前の知られた従業員の無味乾燥な顔写真ではなく、業務内容がわかる背景のもと、よく構成された写真で「スター」を紹介するのです。


「スター」の記事は、従業員だけでなくその雑誌を読むすべてのサウスウエスト航空の顧客に、その従業員がサウスウエスト航空にとって、いかにそしてどうして価値があるのかを伝えます。

そんな特別扱いをされるなら、どの従業員も次の「スター」に選ばれて特技や仕事ぶりを称賛されたいと思うでしょう。


従業員のすぐれた仕事ぶりを評価するには、従業員の技量を高めるためのコンテストを開催するという方法もあります。

たとえば、フォーチュン500社(売り上げ規模全米上位500位の会社)であり、全世界で最先端の輸送、物流、サプライ管理ソリューションを提供しているライダー・システム社がそうです。

ライダー・システム社には従来の「トップ社員」表彰に加えて、年一回「トップ技術者表彰制度」があります。

16万台以上の車両を迅速かつ安全に走らせる責任を担う5300人以上の技術者の中から、最優秀の技術者を表彰するのです。

コンテストはわくわくするものになります。

「地区トップ技術者」は全米を舞台にした決勝大会に進み、実地で技術と知識を発表して競い合うのですが、これは一般に広く公開されて世間の注目を浴びます。

入賞者はさまざまな賞が授与されるだけでなく、ライダーの社内報、地元メディア、ひいては全国メディアへと、あらゆるメディアで喝采されます。


『仕事で感謝するということ』サンマーク出版




サウスウエスト航空にはこんな話がある。

「1996年に同社が人員募集を行った際、5444名の枠に12万4000人もの応募があった。

同社は就職先として人気が高いが、これは驚くべきことだ。

普通コスト削減に熱心な会社に勤めるのは楽しいはずがない。


中心にある円、つまり核心は「最格安航空会社」だが、そのすぐ外側には「楽しく働く」という円がくるのかもしれない。

同社の従業員は、最格安航空会社という地位を脅かさない限り、楽しんでもかまわないことを知っている。

例えば、機内放送で客室乗務員の誕生日を冗談交じりにアナウンスしても大丈夫か?

もちろん大丈夫。


では、彼女のために紙吹雪を散らすのも「あり」?

それはまずい。

紙吹雪を撒くと清掃員の仕事が増える。

清掃員の作業時間が増えれば、運賃を上げなければならない」(アイデアのちから・日経BP社)より


誰だって、「職場は楽しい方がいい」と思っている。

しかし、「楽しむ」という風土が社内にいきわたっていなければ、それは実現できない。

それが、「笑いやユーモア」であったり、「感謝する」、「褒める」という文化。

つまり、善き社風。


善き社風を作りたい。


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