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2012.3.22

ないものねだり

久保憂希也&芝本秀徳氏の心に響く言葉より…

「自分の収入が低いのは、英語ができないからだ」もしくは
「会計知識が必要だ」と、そのたびに本を買ってきたり、学校に通ったりする人が多い。

新しいスキルや知識を身につけるのは悪いことではないが、これも一種の「ないものねだり」といえる。

よく考えてみれば、いまの自分と同じ環境で、自分より多くの年収を稼いでいる人がいるはずだ。
その人は自分と比べて何か特別なスキルをもっているかというと、案外そうでもなかったりする。

となると、いまの自分に足りないのは「新たなスキルや知識」ではなく、
「いま置かれている環境で成果を上げる工夫をすること」なのだ。

「ないものねだり」は一見、積極的に見える。
自分にはないスキルを得ようとしたり、現状を分析したりする姿は、ポジティブに映るし、
“がんばっている感”を味わうことができる。

しかし、それは見方を変えれば、「現状に対する言い訳」かもしれない。
財布の中身をみて「もっとお金があればなあ」と言って宝くじ売り場に並ぶのとあまり変わらない。

知的運用能力の高い人、すなわり「素アタマ」のいい人は「ないものねだり」をしない。
いまの状況や、いまもっている資源を活用してできることは何かから出発して、きっちり成果を出すのだ。

新しいことに取り組むことが悪いわけではない。
ないものばかりを見て、現状の言い訳に使うのがいけないのだ。

『アタマの回転数を上げる45の方法』ディズカヴァー


現状の今の商売が、うまくいっていないと、別の新たな商売を探す人は多い。
もちろん、時代の変化により、構造的に厳しい商売は存在するが、
時代の荒波を乗り越え、それでもなお存続している企業は多く存在する。

日本には、創業100年以上の長寿企業が2万社以上もあるといわれている。
その数は韓国ではたったの2社で、日本は世界の中でダントツ一位なのだ。

長寿企業は、時代の変化に対して、大きく商売替えしたから生き残っているわけではない。
時代に合わせ少しずつ小さな変革を繰り返し、その企業独自の強みを生かしたからこそ、長く続くことができた。

企業も個人も同じだが、本当の宝は自分の中に眠っている。
「ないものねだり」は止めて、地道に自分の実力を高めたい。



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