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2010.5.15

象のロープ

講演家として有名なジム・ドノヴァン氏の心に響く言葉より…

もう何年も前、私はサーカスの舞台裏を訪ねるという、
めったにできない素晴らしい経験をすることができた。
自由に歩き回って、ライオン、トラ、キリンなどの
サーカスの動物を間近に見られるのだ。

だが、象の前を通り過ぎたとき、私は何かがおかしいと思って立ち止まった。
あんな大きな動物なのに、前足にロープが結んであるだけなのである。
鎖にもつながれていないし、檻もない。
その気になればすぐに逃げ出せるはずなのに、象はそうしない。

調教師は、
「こいつらが子どものときから同じロープで縛ってるんですよ。
まだ小さいからロープだけで十分なんですね。だから大きくなってからも、
ロープがあれば逃げられないと思い込んでいるってわけです。
小さいころからの習慣づけですね。」

『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』
ディスカヴァー21

ジム・ドノヴァン氏は、講演家や著述家として大きな成功を収めているが、
かつてはゴキブリが駆け回っているような安アパートに暮らし、
家賃や食費にも事欠いていたという。

アルコール中毒で、友人からも見放され、
タバコ代の足しにする小銭が落ちていやしないか
と道路をなめるように眺めるという、
「最低のどん底生活」を送っていたそうだ。
(訳者あとがきより)

しかし、ドノヴァン氏は大きく成功した。
その秘訣の一つに「できないという思い込みを捨てる」がある。

象は、子象の頃に、ロープで杭(くい)に結んでおくと、
大きくなってもロープが足に結んであるだけでその場から逃げ出さないという。

子どもの頃からの刷(す)り込みや思い込みがそうさせている。

我々人間にとっても、このような思い込みはたくさんある。

できないというのは、ほんとうにできないのか。
ダメだということは、絶対にダメなのか。
無理だといわれていることは、誰がやっても無理なのか。

昔、人は空を飛べないと思っていたし、
水に鉄の船は浮かばないと言われていた。
しかし、今は宇宙にまで人を乗せて行っているし、
ほとんどの舟は鋼鉄製の船だ。

これはもう絶対に無理、ダメだ、と思ったとき、
それがたんなる「思い込み」ではなかったか、
もう一度考えてみる必要がある。

自ら、「象のロープ」に縛(しば)られてはいけない。



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