ご注文はこちらから

パクチーのサプリメント・パクチーエナジーゴールド(コリアンダーのサプリメント)
トップページ製品紹介特長・成分会社案内特商法に関する表記買い物カゴよくある質問人の心に灯をともす


2010.3.31

タテマエでなくホンネで語る

母親心理学研究の権威、山崎房一氏の心に響く言葉より…


最近は、ホンネが軽視されがちです。
現代の日本人は、タテマエばかりを前面におしたて
ホンネをいわない人間になってしまったようです。

最近の社会的ストレスの過剰と、
ホンネが消滅したことばの貧しさは、互いに深い関係をもっています。

きれいごとのタテマエのことばをもてあそぶことばかりに一所懸命で、
感情や情緒といった心的エネルギーを浄化する美しい、
心にひびくホンネのことばを見失ってしまったかのようです。

感情や本能というホンネが意識の領域にあるタテマエにねじ伏せられ、
精神の活動が片肺飛行になってしまったというわけです。

感情や本能というホンネを理性というタテマエで押さえ込んでしまうと、
たちまちストレスの餌食(えじき)になってしまいます。

ストレスと対抗するには、
感情や情緒あるいは生々しい本能を奮い立たせる以外に方法はないからです。

『心が軽くなる本』PHP文庫


感動という言葉はあるが、理動という言葉はない。
人は、感じて動くが、理屈では動かないからだ。

タテマエの言葉は、心がこもっていない理屈の言葉だ。
テレビのコメンテーターには、このタテマエの言葉が多い。
むしろ、タテマエでしか話ができないのがテレビなのかもしれない。

一般の視聴者はテレビに影響されやすい。
耳障りのいい、温かさと優しさをにじませた言葉のオンパレードに人はだまされる。

誰からも嫌われたくないと思ったとき、タテマエの言葉しかいえなくなる。

しかし、誰からも嫌われたくない人は、実は誰からも好かれない。
喜怒哀楽の感情の起伏がとぼしいからだ。

人は、感情の起伏の振れ巾(はば)が大きければ大きいほど、魅力がある。
大きく嫌われもするが、好かれもする。

タテマエの言葉ばかりを話していると、ストレスがたまる。
それでもなお、ストレスのたまらない人がいたら、それは、
感じる心が相当にさび付いているか、病的で傷つかないテフロンのような人だ。

ホンネの言葉は、すべてには優しくない。
時に厳しく、時に冷たく、時に温かく、そして感性にうったえる。


ストレスの餌食(えじき)とならないため、
時には、気の合う仲間と、心おきなくホンネで語り合いたい。



人の心に灯をともす 一覧へ戻る