2020.7.20 |
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どんな行動も必ず自己完結する |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
ある女性(40歳くらいの会社員)から聞いた話です。
その人には、23〜24歳の後輩のOLが3人ほどいました。
春と秋には、会社の人たちとバーベキューをしにいくのが恒例になっていました。
そんなとき、いつものその3人のOLは、焼いているときは遠くでおしゃべりをし、食べる段になると、最前列まで来て食べる。
そして片づけのころになると「用事があるので失礼します」と言って帰っていく…。
何の手伝いもしたことがない、というのです。
その女性は、「今まで、精神的なことをいろいろ学んできた結果、イライラしたり、腹を立てることも少なくなってきました。
でも、あの3人に対しては、どうしてもイライラと腹が立つのです。
どのように解決したらいいでしょう」
と言いました。
自分が、バーベキューを手伝いたくないのなら、やらなくていいのです。
やりたければやればいいし、やりたくなければ、やらなければいい。
その結果が自分に返ってきます。
それが「自己完結」です。
要領よく立ち回っているその3人のOLは3人とも、それぞれの人生で「自己完結」するはず。
ですから、自分の持っている価値観と他の人(この場合は、3人のOL)のそれが違っても、論評する必要はありません。
必ずその3人には、その生き方に見合った結果が返ってきます。
必ず自己完結するのです。
逆に、自分が他人に対して腹を立てながらいやいややっていれば、それも「自己完結」するし、笑顔でやっていても「自己完結」します。
「頭にくるからやらない」といいうのでもいいのです。
ただ、それに対しての「自己完結」も必ずやってくる、ということを覚えておいてください。
この話をした結果、その40歳の女性は「気持ちがすっきりし、他の人のことが気にならなくなりました」と言いました。
それ以降は、その3人のOLが要領よく立ち回っていても、笑顔で過ごせるようになったそうです。
『100%幸せな1%の人々』中経出版
第16代アメリカ大統領リンカーンの有名な言葉に「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」がある。
人間、40年間も生きてきたら、その人の性格が顔に出るということだ。
日ごろ、ずるがしこく立ち回っていれば、ずるがしこそうな顔になる。
日ごろ、ウソをついたり、卑怯なことばかりやっていれば、卑怯そうな品性のない顔になる。
日ごろ、思いやりや気遣いのある人は、温かくてやさしそうな顔になる。
日ごろ、明るく楽しそうに生きている人は、笑顔の多いほがらかな顔になる。
これは、顔だけでなく、その人の行動にもあらわれ、心もそうなっていく。
そして、周りの人はそれをよく見ているものだ。
「お天道様が見ている」ということ。
だから、必ず、その結果は自分に返ってくる。
それが「自己完結」するということ。
年齢を重ねれば重ねるほど…
素敵な顔になれるような生き方をしていきたい。 |
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