2020.6.8 |
|
好奇心と決断 |
|
池田貴将氏の心に響く言葉より…
人間には、未知のものに対して三つの反応がある。
一つは、怖れ。
得体の知れないものが怖いという反応。
もう一つは、無関心。
「そんなの、どうでもいい」という反応。
そしてもう一つが、好奇心。
怖くても、
知らずにはいられない。
進まずにはいられない。
どうしようもなく、かきたてられてしまう心。
人を前進させるものとして、
よく情熱や使命感などが挙げられるが、
一番根っこにあるのは、好奇心なのではないか。
「未知のことだけど、やってみたい」
「やってみたら、なにが起こるんだろう」
「どんな自分になれるだろう」
そんな自分への好奇心が、
怖れに少しでも勝ったとき、
人は何か、大きな決断ができるのだと思う。
『決断力の磨き方 (仕事の教科書BOOKS)』Gakken
「ディズニーの成功を支えている最も重要な要素は、遊び心と好奇心だ。
遊び心とは、笑うことを愛する、というアピールをする気持ち。
好奇心とは、常に人間の心にあって、想像力によって刺激されて生まれたものだ」
と語ったのは、ウォルト・ディズニー。
何かを始めるとき、正しいか正しくないか、損か得か、で決めると途中でダメになることが多い。
面白いか面白くないか、ワクワクするかしないか、で決めると長く続く。
つまり、好奇心と遊び心だ。
子どものような好奇心と遊び心を持っている人は、年齢を重ねても若々しい。
決断力がある人は、鋼(はがね)のような意思と不屈の闘志を持つような重々しい人ではない。
いつも笑みをたたえ、好奇心と遊び心あふれている人が、かろやかに「ひょい」と軽々決めることができるのだ。
好奇心と遊び心を持ち、壁を乗り越えていきたい。 |
|
|