2020.6.6 |
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「制約」はチャンス |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
松下幸之助さんの家はね、親の代まで大金持ちだったの。
おばあちゃんに、「お前ね、あそこから、あそこまで家だったんだよ」って聞かされてたから、自分の代で松下家をおこさなきゃって気持ちがあったの。
だから貧乏に勢いがないんだよ。
ところが貧乏が何代も続いちゃうと、親や兄弟が朝から晩まで「オマエ、金がないからダメだよ」って。
そうするとね、「貧乏漬け」って、貧乏の漬けものみたいになっちゃうんだよ。
これが恐いんだよ。
これが知らない間に、人間の脳をおかしくしちゃうんだよって。
子供のときからずーっと「オマエ、ダメなんだ」って入れると、脳は、これ幸いとして動かないんだよ。
アインシュタインの脳細胞も、オレたちの脳細胞も同じなんだよ。
脳は言葉に左右されるんだよ。
わかるかい?
わかんなくても、そうなんだよ。
だから成功したいんだとしたら、いまの自分のことを「トクだ、トクだ」って言うんだよ。
中学しか出ていないんだとしたら、「中学出はいいぞ」
「トクだ、トクだ」って言ってればいいの。
「どうトクなんですか?」ってそれは脳が考える。
トクなことを運んでくるの。
トクなことを考えだすの。
脳はそういう働きがあるの。
幸せになりたかったら、「幸せだなあ」っていつも言ってると、幸せなことを運んでくるんだよ。
わかるかい?
うちの商品の中には、いろんな大学で考えた人が、「一人さんのところで売ってください」って来るものもあるんだよ。
その人は、その人が考えた商品だと思ってるんだよ。
でも、違うんだよ。
オレが念じたから、その人ところで生まれて、オレのところに来るんだよ。(笑)
脳にはそういう働きがあるの。
私とみんなの違いは、私はそのことを知ってたの。
なぜか知ってたの。
だからそういうふうに生きているの。
だから、みんなも「〇〇でトクだよ」って言っていてくださいね。
不利な条件ほど、「トクなんだ」だよ。
世間は中学出じゃ成功するのは無理だと思ってる。
でも、オレ、納税一番になったよね。
連続したよね。
オレのところに集まってきてくれたお弟子さんで、プロなんか一人もいないよ。
ということは、ふつうだったら「できない」っていうことが、いくつも重なったんだよ。
それでも、すっと、やってこれたんだよ。
これ、すごいことだよね。
こんなすごいことはオレにはできないんだよ。
ただ、オレの脳にはできるんだよ。
『成功脳 [音声特典付] (ロング新書)』
斎藤一人さんは、「脳」についてさらにこう語る。
『アトピーだろうが、喘息だろうが、花粉症だろうが、花粉を利用して、脳がなまけようとしているの。
オレも時々、病気したりするの。
でも、病気しても、本書いたり、仕事してるから、収入増えちゃったりするの。(笑)
ともかく「まいった」しないの。
ケンカでもなんでも、「まいったか?」って聞かれて、「まいんない」って言ったヤツの勝ちなの。
だから、どこか痛くなったりしたら、「脳がさぼろうとしてるんだ」って気づいてね。
絶対、それに負けないの。』
斎藤一人さんは、自分の味方も脳だけど、敵もまた脳だという。
たとえばコロナ禍において、「このコロナがあったから自分はトクなんだ」と思うこと。
なぜなら、不利な条件ほど「トク」だから。
自分の脳を味方にできるか、敵にしてしまうか。
不利な条件ほど「トクだ」と思える人でありたい。 |
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