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2020.5.28

モチベーションをキープできる人

山崎拓巳氏の心に響く言葉より…

いくら「やりたいこと」を仕事にしていても、モチベーションが続かないことはよくあります。

講演やセミナーなどを聞いて、盛り上がった気持ちが、2、3日後に下がってしまうことはよくありますよね。

どうすれば、モチベーションをキープすることができるのでしょうか。

逆説的にモチベーションをキープできている人たちの共通点を研究している先生がいます。

その先生によると、「モチベーションをキープしている人たちは、リンカーネーション(輪廻転生)を信じている人たちである」というのです。

ボクもその考えに賛成です。

人はあらかじめストーリーを決められて生まれてくるとボクは考えています。

そのストーリーの中で、自分が学ぶべきことを散在させている。

この世に生まれたのは、それを学ぶためなんじゃないでしょうか?

そういう考え方がある人とない人とでは、ものごとの判断は違ってくると思います。

お金を稼いで、もうそんなに働かずに遊ぼうと思う人もいれば、お金というのはあくまでも副産物であって、学ぶことが大切だと思う人もいる。

中学生のころから陸上をやってきましたが、「試合に勝つ」ということだけではモチベーションは続きません。

ゲロを吐きながらつらい思いまでして、練習しつづけることはなかなかできない。

ほかの人は遊んでいるわけですから。

でも、「自分の魂が向上しているんだ」「将来、社会に出たときに役立つんだ」と思っていたから努力できたわけです。

リンカーネーションを信じている人は、努力しつづけることで、何かを学ぶことができる人でもあるのです。

また、リンカーネーションを信じていない人は、誰かが見ていないと頑張れない人。

対人の評価で動いている人です。

逆に、信じている人は、誰かが見ていなくても頑張れる人です。

つまり、さぼらない人でもあります。

そういう人は、対人の評価ではなく、対天、対神、対宇宙、対自分という視点を持っています。

そういう視点がある人は、さぼったときに「ラッキー!」と思わないで、「しまった!」と思います。

自分の人生を遅らせてしまったわけですから。

『世界一やさしい成功法則の本―今日にでも、別人になれる言葉 (知的生きかた文庫)』知的生き方文庫


小林正観さんは、「生まれ変わり」についてこう語る。

『「生前(せいぜん)」という言葉があります。

「生まれる前」と書きます。

「生前、あのかたが使っていたものです」というような使い方をします。

意味としては、「生きていたとき」「死ぬ前」ということです。

常識的に考えると、「死前」と書かなくてはいけないはずでした。

似た言葉に、「大往生(だいおうじょう)」という言葉があります。

「往生」は死ぬこと、「大往生」は「安らかに穏やかに死ぬこと」です。

「往生」は、「生(の世界に)往(ゆ)く」と書きます。

これも、本来なら、「往死」「死(の世界)に往く」と書くべきところでした。

どうも、昔の人たちは、「あの世」があると思っていたようです。

さらに、「あの世」のほうが「ほんとうの生」の世界であって、こちらの世界は「仮の世」と思っていた節があります』(『幸も不幸もないんですよ』マキノ出版より)。

あの世があるかどうかは、我々は証明することはできない。

しかしながら、ぼんやりとでも、あの世があって、生まれ変わりもあると思うなら、自分に起こる様々な困難や試練に対して、そこに意味を見出すことが容易になる。

意味とは、自分に起きたこの「困難」は、「こういうことを教えてくれるために起こったのだ」と深く得心することだ。

人生はこの世一回限りと、悪の限りを尽くし、死ぬ間際に「この世では何の罰(バチ)も当たらなかった、ザマアミロ」と、あの世に旅立って行ったとする。

しかし、もしあの世があったとしたら、「ああ、失敗した。何てことしちまったんだ、またやり直しだ」と、深く悔悟(かいご)するに違いない。

人は、前の人生(前世)より、少しでも人格を高めるためそして、魂を磨くためにこの世に生まれてきた、というのが輪廻転生の意味だからだ。

自分の人生を80年程度だと思うのか、それとも1000年か2000年かだと思うのか、によって生き方は変わってくる。

自分の人格を高め、魂を磨くため、生きている限り学び続けたい。



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