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2020.5.25

「簡単」で「楽しい」ことを「もっと、もっと」と望む

斎藤一人さんの心に響く言葉より…

成功って、誰でも引き寄せられるんです。

全然難しいことじゃないんだよね。

じゃあ、どうしたら成功できるんですかって、3つの秘訣を知っておけばいいの。

1.「簡単」で

2.「楽しい」ことを

3.「もっと、もっと」と望む

たったこれだけ。

普通の人って、成功するには難しいことをしなきゃいけないんじゃないかって考えているよね。

でも、難しいことはそもそも自分で考えつかないし、仮に考えついたとしても、難しいから自分にはできません。

それでは、成功のしようがないよね。

あのね、成功って、必ず自分にとって簡単なことでもたらされるんです。

で、いくら簡単なことでも、楽しくないと続かない。

世の中で、長く成功し続けている人を見てごらん。

間違いなく、みんな自分の好きなことで成功しているはずだよ。

それから、簡単で楽しいことをしてうまくいっても、そこで足を止めちゃいけないの。

「もっと、もっと」って、欲を出すことも大事なんだ。

一人さんは、どんなに豊かになっても「もっと豊かになりたい」と思っている。

自分で言うのも何だけど、今だって結構モテるのに、もっともっと彼女が欲しいんだよね(笑)。

同じように、すごく綺麗なのに「もっと綺麗になりたい」と思っている人もいるし、すでに頭がいいのにもっと勉強する人もいる。

そういう「もっと」がある人は、どんどん綺麗になるし、さらに勉強ができるようになるんです。

何でもそうだよ。

神が望むことは、「もっと、もっと」なんです。

神は、人間にだけ「もっと」を与えたんだよね。

だって見てごらん、猿やなんかはジャングルに住んでいても、家を建てるとか、エアコンを開発したりしないよね(笑)。

家やエアコンは、人間の「もっと快適に暮らしたい」という欲があったからこそ作られたの。

「もっと」は、人間だけに与えられた特権。

それは、人間は望めばどこまでも豊かになれるし、幸せになれるよっていいう意味なんだ。

成功している人の中には、急に挫折するケースもあるんだよね。

それはなぜですかって、いきなり「真面目」に目覚めるからです。

真面目になって、難しいこと、楽しくないことを考え始めると、どんなに成功していた人でも失敗しちゃうの。

真面目でつまらないのって、それほど怖いことなんだよ。

みんなは「もっと、もっと」と、欲を持つのはいけないことだと思っているんだよね。

今こんなに幸せなんだから、もう十分で、これ以上は望んじゃいけないって。

だけど、世間をよく見てごらん。

「欲は捨てなさい」とあなたに教えてきたお父さんやお母さんは、果たして成功しているだろうか(笑)。

そのお父さんやお母さんに、欲はいけないと教え込んだ人は、成功しているんだろうかって(笑)。

そう考えると、正しいのはどちらか、自然と見えてくるんじゃないかな。

でね、一番危険なのは、現状が不満や不安でいっぱいなのに、「もっと」と望むことなの。

それって、あなたの意識は「お金がない」「仕事が面白くない」「容姿が悪い」みたいなことにピントが合っているということだから、そこにエネルギーが集中してしまうんだよね。

すると、ますます貧しく、つまらなく感じるような現実や、いっそう容姿に自信がなくなるような出来事が引き寄せられてしまうんだ。

欲はどれだけ持ってもいいけれど、大前提として、必ず現状に感謝すること。

「今も豊かだけど、もっと豊かになりたい」

「今も綺麗だけど、もっと綺麗になりたい」

そう思うのが鉄則だよ。

『斎藤一人 令和の成功 もっと望めばもっと幸せがやってくる』Gakken


工学博士の上原春男氏は、「成長」についてこう語る。


『人間というのは本来、成長するようにできています。

成長がおぼつかないとしたら、それは外的要因ではなく、自分自身の姿勢や考え方に原因があるのです。

そもそも、なぜ人や組織は成長しなければならないのでしょうか。

「成長しなくても、現状維持で十分だ」という人や企業の経営者がいるとしたら、それは重大な危機を招くことになります。

成長するものだけが、生き残るのです。

現状維持にとどまるものは、即、衰退に向かうのです。

伸びている会社でも、その現状に満足してしまったら、その瞬間にその組織は下りの階段を転がり落ちていくことになります。

成長したいという欲求は、人間だけがもつ欲求で、他の動物にその欲求はありません。

心理学者のマズロー博士がいうように、私たち人間は低次元の欲求から始まって、しだいにそれを高次元化させていく。

つまり欲求を段階的に「進化」させていく動物です。

衣食住が満たされたら、次は知識欲、さらには自己実現欲というように、たえず欲求を高度化させずにはいられません。

しかしそれは悪いことではありません。

その欲求の進化こそが、人間に「成長」を促す大きな動力となり、

幸福の要因ともなるからです。』 (成長するものだけが生き残る/サンマーク出版)より


「さらに参ぜよ、三十年」

という禅の言葉がある。

「まあ、私もあるところまで行った、これでよし」、となってはいけない。

そこからさらに、三十年修行せよ、ということ。

「このままでいいや」とか「もうこれで十分」となったとき、その人の成長は止まる。

さらに参ぜよ、三十年の気持ちで…

「簡単」で「楽しい」ことを「もっと、もっと」と望む人でありたい。



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