2020.5.14 |
|
スマホ人生戦略 |
|
堀江貴文氏の心に響く言葉より…
スマホはこれから、驚くべきスピードで進化していく。
不確定な未来を生き抜く「武器」になる。
スマホから何を見て、それをどうつなげ、思考し、形にしていくのか…。
僕がスマホの使い方で人と違うところがあるとすれば、たったひとつ。
それは、スマホというツールを使って見ている「景色」だ。
宇宙開発事業、予防医療事業、コンサルティング事業、オンラインサロン運営、メルマガ発行、グルメビジネス、お祭りの開催、ミュージカルのプロデュース、文筆家、役者、海外旅行…。
ここに挙げた事業、イベント、パフォーマンス、そして遊びを含めて、すべては僕がスマホを通じて垣間見た未来の「景色」を有機的につなげて、思考し、行動し、形にしたものだ。
そんなふうに普通の人の何倍もの密度で、僕は一年中、多数の仕事と遊びを同時に進めている。
忙しいとは感じない。
1日ぐらいぼんやりと過ごしたい、などとも思わない。
ひとつの人生やひとつの目標に縛られず、可能な限りたくさんの体験を同時に重ねていく。
そうするとことで、僕は未来の景色を見ているのだ。
未来の景色とは、誰もが当たり前に「ふたつ以上の人生」を送っている世界だ。
「生涯ひとつの道を極める」「定年まで同じ会社で勤め上げる」という生き方も、それはそれで別にいい。
僕自身は奨励しないけれど、それがあなたの選択だというなら、それで結構だ。
だが、これからテクノロジーが急速に進んで、未来には誰もが堂々と「生涯で100個の道を極めたぞ!」と言える社会が到来する。
そんな時代に、身体ひとつで、ひとつの人生を使い切って人生を終えるのは、もったいなくはないだろうか?
スマホは万能のツールだ。
正確に言うと、自分を万能化するのではなく、やりたいことに近づくための最も万能なツールである。
近い将来、スマホを超える高度な機能を持ったデバイス(コンピュータ機器)が出てくるだろうから、「いまのところは」という注釈はつくけれど。
もしあなたがスマホの使い方に多少長けていたとしても、見ている景色のレベルが低いとしたら、極めて残念だ。
それ相応の人生しか手に入らない。
やりたいことのためにスマホを使い尽くす。
いま、やりたいことがなければ、とりあえず使い尽くす。
使い尽くして、いま以上の景色を見に行く…。
これが正解だ。
スマホの使い方次第で、もうひとり、いやそれ以上の自分が得られる。
人生を変えるのに、こんなに有能な武器はない。
『堀江貴文 スマホ人生戦略』Gakken
堀江氏は「スマホ」についてさらにこう語る。(本書より)
『iPhoneの出現により、パソコンの存在意義は、急速にしぼんでいった。
デスクトップやノートタイプだったパソコンが、ポケットに入るサイズに変化したことにより、まず行動の範囲が広がった。
デジタル環境での仕事や、インターネットへの高度なアクセスが、どこにいようと「スマホひとつでOK」になってきたのである。
この変化は、とてつもなく大きい。
IT革命の初期、僕は文字通りパソコンに一日中かじりついていた。
サーバー間通信やプログラムの実装も自分ひとりでやるしかなかった。
起業家の駆け出し時代を、そんなふうに過ごした身として、どこにいようと小さなデバイスひとつで世界中とつながれる現在のネットワーク環境は、隔世の感がある。
だがこれも、テクノロジーの進化を考えれば必然的な現象だ。
かつてスマホは「搾取される側の端末」と呼ばれていた。
パソコンで儲けるための仕組みをつくり、その仕組みをつくった人間に、お金を振り込むためのツールとしての役割があったことは事実だ。
しかし時代は進化している。
時代の流れとインターネットの仕組みさえつかんでいれば、スマホ1台で稼ぎまくって、億万長者にだってなれる時代なのだ。
もう、パソコンは、なくても問題ない。
同じクオリティの仕事を、同じ趣味の楽しみを、同じエンターテイメントを、作業スペースと電源と接続環境を要することなく手のひらの上で処理できる。
だったら、そちらを選ぶほうが正しいに決まっている。
スマホは「行動する人間」に与えられた武器なのである。
スマホで大切なのは、「見る」「楽しむ」だけでなく、「使う」ことだ。
あなたのスマホを、単なる消費端末として終わらせてはいけない。
お金を稼ぐために必要な「能力」「教養」をスマホで得よう。
あなたはスマホで、稼ぎまくれる。
あなたはスマホで、未来をつくれるのだ。』
『毎日スマホで有益なニュースを読んでメルマガなど情報感度の高い記事を定期的に頭脳に取り入れて、情報のシャワーを浴び続ける。
絶え間なく情報をインプットしていく。
しかし、実際には、情報を脳にため込んでいるばかりでは意味がない。
情報のアウトプット、つまり自分の意見と発信とセットにしていこう。
発信する場所はいくらでも揃っている。
TwitterやFacebookなどのSNSはもちろん、ブログやnoteを利用して原稿を書くのでもいい。
さらには、動画にも注目してほしい。
YouTubeなどを利用して、そのときのホットなニュースについて考察し、自分の考えを語る動画を上げてみよう。
自分の公式チャンネルをひとつぐらい立ち上げておくと、それ以外にもいろいろな展開ができると思う。
僕はそれらを全部、実践している。
おびただしい情報を浴びる一方で、僕は昔から、自分で発信する努力を怠らなかった。
スマホでやれることは、全部やりきっていると自負している。
一般のビジネスパーソン数十人分に相当する忙しい毎日を送っているけれど、面倒だからと情報を発信しなかった日は、1日もない。
小さなことを休まずに積み重ねることが、あとから大きな差を生むのだ。
もしも何をアウトプットしていいのかわからない、という人がいたら、それはインプットが足りないのだ。
自分の興味のままに、片っ端から情報をインプットしてみよう。
インプットが十分にできてさえいれば、人に問いかけたい意見や言葉は、自分の中から自然にあふれ出すはずだ。
発信という行動を心がける。
発信しなければ議論は始まらないし、新しい知と関わることもできない。
つまり、あなたの未来をつくれないのだ。
僕だって最初は「フォロワー0人」からスタートしたのだ。
たくさんの工夫と行動を積み重ねてきたから、いまになって多くの人から支持をもらえている。
動き出さなければ、社会の中で「自分」という情報をアップデートすることはできない。
能力や技術で、優れた人を越えることは難しいかもしれない。
だが、動き出すスピードと行動力なら、勝てるチャンスはある。
いますぐ、スマホで動きだせ!
いますぐだ。』
野球のイチロー選手の有名な言葉がある。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
これは、堀江氏の言葉、「小さなことを休まずに積み重ねることが、あとから大きな差を生むのだ」と同じ。
毎日、休まず、コツコツとアウトプットし続けたい。 |
|
|