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2020.4.19

不満や文句を垂れ流していても人生は好転しない

堀江貴文氏の心に響く言葉より…

最近の僕の炎上で言うと、「手取り14万?お前が終わってんだよ」がある。

発端は掲示板「ガールズちゃんねる」に立った次のトピックだ。

『アラフォーの会社員です。

主は手取り14万円です…

都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、この給料です…

何も贅沢出来ない生活

日本終わってますよね?』

僕はこれを紹介するニュースを指し、「日本がおわってんじゃなくて、『お前』が終わってんだよ。www」とツイートした。

確かに地方の田舎だと給料が安い職場もある。

ただ、このトピ主は都内の会社に12年勤務して役職が付いて手取り14万円である。

いくらなんでもこれは安すぎる。

同情するべきだと意見もあるだろうが、僕はそうは思わない。

給料が安いのであれば、転職するなり、別の仕事を探せばいいだけなのだ。

今は失業率も低いし、探せば仕事はいくらでもある。

それをやらずに「日本終わってる」などと嘆くのは見当違いだ。

だから僕は「お前が終わってんだよ!」とコメントしたのだ。

僕が思うに、こういう書き込みをしている人というのは、考え方が保守的すぎるのだ。

周囲の親や学校の先生が言ったことを鵜呑みにして「そういうものなのか」などと漠然と思って我慢を強いられている。

昔だったら、そういう保守的な考えでも問題なく生きられたが、今は違う。

スマホやSNSが発達して、情報が民主化され、誰もが必要な情報にアクセスして直ちに行動に移すことができるようになった。

そうなると、必要な情報にアクセスして「行動する人」とただ漫然と生きているだけで「行動しない人」とで大きな違いが生まれてしまう。

手取り14万が不満なら、現状を改善し、手取りを増やすための方法はいくらでもあるのだ。

当たり前だが、給料が高い会社もあれば、安い会社もある。

給料が安くて不満であれば、高い会社に転職すればいいだけの話だ。

また、今はそれだけでなく、副業やフリーランスで割のいい仕事を探すこともできる。

たとえば、今、流行っているユーチューブなどの動画の編集の仕事というのがある。

僕はよく仲間とアドベンチャーレース(山や川、海など、自然を舞台に多種目なアウトドア競技をこなしながらゴールを目指す競技)に行くのだが、そんなときにビデオを回しておいて、後でフリーランスの方に頼んで5分ぐらいの動画に編集してもらって仲間と共有することがある。

外注先は、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトで探せばすぐに見つかり、4万円ぐらいでやってもらえる。

5人で共有したいと思ったら、ひとり8000円だから大した金額ではない。

この手の仕事を発注するクライアントはたくさんいるのだ。

「動画を編集する」と聞くと、やったことがない人は、とてつもなく大変な作業を思い浮かべるかもしれない。

だが、全然そんなことはなくて、大したスキルは必要とされない。

スマホでもできるし、慣れれば誰でもできるような仕事だ。

そういう仕事を月に5回もやれば、20万円になるから、手取りで14万を超えるだろう。

先のトピ主も副業でできるような簡単な仕事だ。

昔はなんらかのスキルを身につけたいと思ったら、本を読んだりしなくてはならなかった。

本を読んでも分からない読解力のない人は学校に通わなければならないということになり、さらに動画編集のやり方ぐらいだったらググれば、無料の動画が出てきて、いくらでも学べるようになっている。

ちょっとした機転と一歩踏み出すやる気さえあれば、稼ぐのは簡単なのだ。

だから、何もしないで「日本終わっている!」などと嘆くお前が終わってんだよ!と僕は声を挙げたのである。

それともうひとつ、伝えたいことがある。

手取り14万しか稼げないとしよう。

だったら、それでいいじゃないか。

今の日本だったら、14万で楽しく自由に生きることが可能だ。

「日本終わってる」などと嘆くぐらいなら、14万円でどうやって楽しむかを考えればいいのだ。

この「手取り14万」の例のように、ただただ現状に甘んじて、不満や文句を垂れ流していても人生は好転しない。

必要な情報を選び取り、今の環境や状況が理不尽だなと思ったら、正しく論理的に逆らうことが必要だ。

それこそ今の時代、怒れない人は本当に終わってしまう。

好きな人生を生きるために、理不尽さには徹底的に逆らうべきなのだ。

『理不尽に逆らえ。: 真の自由を手に入れる生き方 (ポプラ新書)』


斎藤一人さんは、仕事や会社に対して文句を言う人に対して、こう言っている。

『ブツブツ文句を言っているんならやめればいいし、やめないんなら文句を言わない。どっちかにすべきです』

これは、仕事だけの話ではない。

今は、コロナ禍という大きな災難が世界中に蔓延している。

通常の仕事はできないし、先も見通せない。

そんなときは、やり場のない怒りや不満が口をついて出てしまいやすい。

不満を言って状況が変わるならいいが、変わらないと思うなら不満は言わないほうがいい。

なぜなら、不満も愚痴も文句も、すべては自分に一番ダメージがあるからだ。

まわりや世間に対して言っているようだが、顔の中の「口」に一番近い「耳」が一番聞いている。

小林正観さんは、それをこう語る。

『神様を使いこなす方法は、目の前の現象について、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないこと。

そして、目の前に起きる現象について、嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる、という言葉を言い続けると、目の前の人も、神様も、宇宙、地球、すべてが味方になってくれます。』

愚痴や不平不満ばかりを言っている人は不機嫌な人だ。

そして、いつも不機嫌そうな顔をしている。

不機嫌そうな人からは神様は離れていってしまう。

そんな人には、疫病神や、貧乏神が憑(つ)くだけだ。

これは、コロナウィルスも似ている。

神様が味方してくれる人は、いつもニコニコして機嫌がいい。

「不満や文句を垂れ流していても人生は好転しない 」

不満や愚痴ではなく、それを学びと行動のエネルギーに変えること。

いつも上機嫌で…

自分を高める努力をし続ける人でありたい。



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