2020.3.28 |
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あなたはあなたが使っている言葉でできている |
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ゲイリー・ジョン・ビショップ氏の心に響く言葉より…
話し方が影響するのは、その瞬間だけではない。
話し方はその人の無意識に入り込み、身体の一部になって、のちのちの思考や行動も変えていく。
生活への影響で言うなら、話し方は人生観を形づくり、そして人生観は行動を変える。
それを無視するのは危険だし、人生観なんてないと自分をごまかすのはもっと危険だ。
「人生は不公平だ」と不平を言いながら生きている人は、その見方に沿った行動を取るようになり、やがては被害妄想を抱く。
ある研究によれば、そんな不平をよく言う人は仕事がおざなりになるという。
「がんばったって意味がない」と最初から決めつけているからだ。
不公平だという見方は、こうしてあっという間にその人の現実になっていく。
逆に、「成功はどこにでも転がっている」という見方の人は、仕事に打ち込めるのはもちろん、エネルギッシュで生き生きとした人生を送ることができる。
もちろん、自分は成功できるという自信は、実際に成功するための(大切ではあるが)一つの要因でしかなく、成功へ至る道はほかにもある。
しかし成功への信念がなければ、道のりは険しいものになる。
「そんな信念なんて持ってない」という人には、この本がお勧めだ。
のちにローマ皇帝になったストア派の哲学者、マルクス・アウレリウスは、
「大切なのは、つらいときに『なんて不幸なのだ』と思うのではなく、『がんばる機会が得られて運がいい』と思うことだ」
と言っている。
問題をどうとらえ、どう表現するかは、すべて自分次第だ。
それは足かせにもなれば、前へ進むための踏み台にもなる。
人生を沈ませることもあれば、浮かび上がらせることもある。
アウレリウス帝のようなストア派の哲学者は、外界の物事に影響される必要はまったくないと考えていた。
自分にとっての現実は、自分の頭でつくり出すことができると考えていた。
『あなたはあなたが使っている言葉でできている Unfu*k Yourself』ディスカヴァー
斎藤一人さんは、「100%の法則」についてこんなことを書いている。
『あなたに起こる出来事。
それはしあわせなこともあれば、不幸なこともあると思います。
それらすべての出来事に対して「これは100%、自分の責任なんだ」と思えたとき、自分の人生を100%コントロールすることができるようになるんです。
これを「100%の法則」といいます。
たとえば部長がいつもあなたにばかり怒るんだとしたら「部長が悪い」とみるのではなく、「私の中に部長を怒らせるなにかがあるんだ」とみる。
そういう目を持つと、「確かに部長はすべての部下に怒ってわけじゃない」ということがわかりますし、「ならば怒られないようにするにはどうすればいいか」ということもわかるんです。
自分が何回も騙(だま)されるんだとしたら、「自分が騙されるのを見抜けない」とか、なにか騙されやすいところがあるはずです。
とにかく、この「100%の法則」は自分に起こる出来事を100%、自分の責任だとみる法則なんです。』(大丈夫だよ、すべてはうまくいってるからね)より
「人生は不公平だ」という人は、自分が悪いとはこれっぽっちも思っていない。
すべて、世間が悪い、政治が悪いと思っている。
つまり、100%の法則ではなく、0%の法則。
すべて、人のせい、政治のせいだという人は、自分で自分を変える努力をしない。
だが、人を非難しても自分は何も変わらない。
そんなヒマがあるなら、まず自分ができることをすることだ。
「大切なのは、つらいときに『なんて不幸なのだ』と思うのではなく、『がんばる機会が得られて運がいい』と思うことだ」
頭の中で、よりよき言葉に置き換えること。
「あなたはあなたが使っている言葉でできている 」
人生は言葉によって変わることができる。 |
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