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2020.3.6

悲観的なことを口にする人

内藤誼人氏の心に響く言葉より…

「この国の経済は、どんどん悪くなっている」

「このままでは、この国は滅んでしまう」

選挙演説で、そんなことを口にして叫んでいる政治家がいるとしましょう。

心理学者なら、その人の演説を聞いて、「ああ、この人は落選するな」ということがわかります。

かなりの高確率で、「悲観的なこと」を口にしているほうが落選することが、明らかにされているのです。

米国ペンシルバニア州立大学のハロルド・ズローは、1948年から1984年までの共和党、民主党の指名受託演説を分析してみました。

どういうことを調べてみたのかというと、それぞれの候補者が、どれくらいアメリカの状況について悲観的なことを口にするか、でした。

その結果、悲観的な候補者のほうが、10回中9回も負けていることがわかったのです。

ほぼ確実に負けていたのですから、すごい確率です。

「このままじゃダメだ!」「もう手の施しようがない状況だ!」などと口にすればするほど、その候補者は負けていたのです。

ズローはさらに分析の範囲を広げて1900年から1944年の選挙についても調べてみたのですが、12回の選挙で9回は負けるという結果になっていました。

ビジネスのリーダーもおそらくは同じでしょう。

経営者が悲劇的なことばかりを口にする会社は、どんどん業績が悪くなっていくはずです。

口を開くたびに悲観的なことばかり聞かされたのでは、社員のやる気も高まるわけがありません。

どんどん気分が滅入っていくだけです。

その点、底抜けに楽天的で、「俺たちは世界を取るぞ!」と何の根拠もないのに大風呂敷を広げるような経営者のほうが、社員だって頼もしいと感じるでしょうし、「この人について行こう」という気持ちになるはずです。

政治家でも、経営者でも、頼りがいがある人は、あまり悲観的なことを口にしません。

楽観的なこと、建設的なことを言ってくれるからこそ、それを聞く人も安心感を得るのではないでしょうか。

日本の野党は、いつでも悲観的なことや、与党への文句ばかり言っているように私には見えます。

私たちは将来に対して希望を持ちたいのであって、そういう希望を抱かせてくれるような候補者に票を投じたいと思っているのです。

野党がやっていることは、どうも逆のように思えるので、これでは政権交代はしばらくないかもしれません。

『世界最先端の研究が教える すごい心理学』SOGO HOREI


本書の中にこんなことが書いてあった。

『では、私たちはどんな候補者を選んでいるのでしょうか。

現実には、どの候補者がどんな政策を掲げているのかなど、ほとんど気にしていない有権者のほうが多い、という現実があるようです。

実は、選挙で勝つためには、政策をアピールすることより、たくさんの有権者と握手をしたり、小さな赤ちゃんを抱き上げたりすることのようが重要なのです。

「なんとなく誠実そう」というイメージだけで、有権者は投票できてしまうのです。

私たちは相手に抱くイメージだけで、誰をリーダーに選ぶのかの判断もできてしまうのです。

あるいは、「有能そうに見える顔」でも当選します。

ただし、顔といっても、イケメンであるとか美人であるとということではありません。

「知的で仕事ができそう」という印象です。』

あるアンケートによると、8割以上の女性は「慎重な性格」ではなく、「陽気で楽天的な性格」が好きだという。

それは、陽気で楽天的な人のほうが、困難を乗り越え、生き延びやすいから、「子孫繁栄をはかりやすい」と本能的に知っているからだという。

悲観的なことばかり口にするする人は、イメージも暗いし、ガツガツとした生存本能がない印象がある。

反対に、陽気で楽天的な人には、どんなところでも、いつの時代でも、どんなことをしてでも生き延びられるようなイメージがある。

悲観的なことを口にするのではなく…

どんなときも、明るく楽天的な人でありたい。



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