2020.2.12 |
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行動範囲を広げること |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
運というものは、動くことにより、初めて何かに当たっていきます。
家に引きこもって「楽しいことが何もない」と何もしないより、たとえば散歩に出かけてみる。
そうして、行動範囲が広がると、出会う人・物・事がでてきます。
出会ったものを一つひとつ大切にしていくと、いつの間にか自分の生活が忙しくなっていきます。
人生が面白くないという人は、まず、動いてみることから始めてみましょう。
「行動範囲の広さ=人格の広さ」という宇宙法則があります。
わがままを言い、人格が荒れているあいだは、周りの人から声がかかりません。
知り合った人に誘われること自体、人格的に好意をもたれる穏やかな人になったということ。
友人と旅行をすると、24時間一緒に行動を共にします。
友人に合わせるということが入り込むと、どんどん人格が向上していくようです。
交流関係が、人間関係の内部に入り込んでいきます。
周りの人から声をかけられて、あちこちに行けるようになると、また人格が広がっていきます。
誘われたとき、3、4回断ってしまうと、もう二度と誘われないようになります。
1、2回のうちに行ってみるのも、人格の許容度・寛容度が広まったということです。
『笑顔で光って輝いて (じっぴコンパクト文庫)』
小林正観さんは、『「運」は「動」より生ず』と言う。
これを「運動」と呼んだ。
実践すること、行動することが、「結果」を生むからだ。
実践すれば必ず、「運」がやってきて、楽しく、おもしろい現象が起こるという。
あの伊藤博文が「一たび動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし。周りの者は、ただただ驚き、呆然とするばかりで、敢えて正視する者すらいない。それこそ我らが高杉さんのことだ」と評した、高杉晋作はこんな唄を残している。
「真(しん)があるなら今月今宵(こんげつこよい) あけて正月だれも来る」
このままでは幕府によって長州はつぶされる、もし、国を思う気持ちがあるなら、今集まれ、という思いを込めて即興で作った唄だと言われる。
それを、幻冬舎の見城徹氏は翻訳してこう言った。
「情けあるなら今宵来い。明日の朝なら誰も来る」
人は、2回、3回と誘っても来ない人は、二度と誘おうとは思わない。
情けが感じられないからだ。
人と人との関係は、すべからく「情」によって動く。
理論や理屈ではない。
情の人は、動の人だ。
「行動範囲を広げること」
まわりから誘われ、声をかけられる人でありたい。 |
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