2020.1.4 |
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「自力思考」をやめ「他力思考」に |
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小林正弥氏の心に響く言葉より…
自力思考で働いていた頃の私は、どんなに頑張っても努力と報酬が比例しませんでした。
限界まで働き、倒れ、また休みなく働く、というラットレースの繰り返しで、過労のために倒れてしまったこともありました。
しかし、「他力思考」へと考え方を変えてから、世界が全く違って見えました。
「他力思考」の定義は次の通りです。
1.《人の頭を使う》自分の頭だけでなく、成功した人に知恵を借りる
2.《人の時間を使う》ブログやYouTubeで発信し、相手の時間を使って、価値を提供する
3.《人のお金を使う》採用・教育にお金を使わず、コミュニティメンバーから受講料を受け取り、自律型組織をつくる
4.《人の手足を使う》代行型から教育型に切り替え、自分の手足は動かさない
5.《人のエネルギーを使う》成功者の自信を借りて、新しいことに挑戦する
6.《人の人脈を使う》影響力のある人からキーマンを紹介してもらう
7.《人のモノを使う》書籍はデキル先輩からあえて借りる。ビジネスは基本的にGoogleの無料ツールを使う
「自力思考」をやめ、「他力思考」に切り替えること。
あなたが自力思考を続ける限り、あなたの望むような結果を出すことはできません。
なぜなら、1日24時間、1年365日は誰がどうやっても増やせないからです。
また、自分の頭で考えるということは、「過去の延長線上」で答えを出そうとしていることであり、過去の延長線上では、現状を打破するようなビッグアイデアは生まれません。
つまり、「自分の頭と時間」をいくら使ったところで、自力には限界があるのです。
すでに結果を出している人の「頭を使い(知恵や経験をお借りし)」、自分以外の人の「時間を使う(協力していただけるようにする)」「他力思考」が必要です。
『最速で10倍の結果を出す 他力思考』プレジデント社
小林氏はこんなことを書いている。
『あなたより10倍お金持ちの人は、あなたの10倍才能があるわけではありません。
また、あなたの10倍働いているわけでもありません。
ただ単に、あなたの10倍、他力を使っているだけなのです。』
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは、自らの墓石に次のような有名な言葉を刻ませた。
『おのれよりも 優れた者に働いてもらう方法を知る男 ここに眠る』
優秀なリーダーは、一人の力の限界を知っている。
10倍の結果を出そうとするなら、10倍人の手を借りなければならない、ということを。
大きな成果をあげるには、多くの人の助けを借りなければならない。
自分一人の力など知れている。
「自力思考」をやめ「他力思考」にしていきたい。 |
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