2019.12.16 |
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仕事だけはしようね |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
生きていると、やりたくないこと、いっぱいあるよ。
嫌なこともいっぱいある。
「嫌なことはやんなくていいよ」ってオレ言ってるよ。
でも仕事だけはしなくちゃ生きていられないんだよ。
だから仕事だけはしようね。
楽しくしようね。
職場変えてもいいよ。
「あんた仕事なに?」って聞くと、「国会議員です」って言う人もいる。
「交通整理です」って言う人もいる。
「臨時雇いです」って言う人もいる。
でも、オレにとってはみんな「いい仕事」なの。
職業に差別はないの。
でも、働きに行かないことだけはダメなの。
『500年たってもいい話』か『千年たってもいい話』の中にね、「うちの主人がミュージシャンで、仕事をしないんですけれど、どうしたらいいでしょう?」っていう質問があったから、「別れちゃいな」って言ったら、「一人さん、ミュージシャンに厳しいんですね」って。
ミュージシャンに厳しいんじゃないよ。
「働かないヤツ」に厳しいの。
「働きながらやっているんです」って言う人には、いくらでも応援するの。
だって、働きながらだって、できるもんね。
大の男が、奥さんだけ働かして、自分は働かないって、ダメだよって。
「一人さんのファンです」って言うけど、オレ、日本で一番働いているんだよ。
その人のファンになってさ、働かないのはダメだよって。
これが基本なの。
それで、これからオレの精神論なんだよ。
基本だけはちゃんとやってよ。
『成功脳 [音声特典付] (ロング新書)』
斎藤一人さんは、仕事は原始時代の「狩り」と一緒だという。
原始時代、「狩り」をしなければ食糧にありつけず、人は餓死するしかなかった。
現代で言うなら、これが「仕事」にあたる。
身体的な理由で働けない人は別にして、健康な人間なら働かなければ生きていくことはできない。
特に、現代は仕事さえ選ばなければ、食べて生活していくことはできる。
ましてや、家族があるならなおさらのことだ。
「楽しいことだけをして生きていく」とか、「嫌いなことはしない」、「好きなことして暮らす」というようなバズワードがある(バズワードとは、一見、説得力のある言葉のように見えて、実は定義や意味があいまいなキーワードのこと)。
だがしかし、これは原始時代と同じで、生きていくためには、最低「狩り」はしなければいけない。
「狩り」をするのが前提で、その上で、それらのバズワードは生きてくる。
だから、どんな人であってもスタンスは「仕事だけはする」。
そして逆に言うなら、その仕事を楽しくしたり、面白くするのがその人のワザ。
楽しく、面白がって仕事ができる人でありたい。 |
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