2019.11.27 |
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「かっこいい言い方」と「笑顔」を磨く |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
聞き流したり、断ったりできない人って“いい人”でいなきゃいけないと思っているんじゃないかな。
だけど、いい人になんてなる必要はないよ。
嫌なことを嫌と言ったからって、悪い人間になるわけじゃないから。
いい人をやめることで、相手を傷つけてしまうかもしれないと思うんだったら、上手にウソを活用すればいい。
気乗りしないことに誘われた時は、
「その日は用事があるからゴメンね」
みたいな感じで、適当な理由をつけて断るとかね。
それと、断る時は笑顔もポイントだよ。
一人さんが人の言うことを聞かない時って、いつも以上に笑顔なの。
普通の人は、相手の意見を受け入れたくない時って、どうしてもこわばった顔や、曇った表情になるんだよね。
でも一人さんの場合は、満面の笑顔で「うんうん、なるほどね〜」って。
そう言いながら、実際は全然言うことを聞かない(笑)。
当たりは柔らかいけど、自分の意思は鋼(はがね)より強いんです。
だって、俺には俺の意見があるんだもの。
自分の意思に逆らってまで、人の言うことなんて聞きたくないよ。
そういう強い気持ちを持ちながら、表面的には優しく穏やかに見せる。
これが笑顔のマジックなの。
相手を傷つけることなく、自分も我慢しないで済む。
笑顔って、本当にあらゆる場面で役立つんです。
そうやって笑顔で5回も断れば、6回目は誘われなくなる(笑)。
笑顔のない人って、本当に損をするんです。
人の話を笑顔で聞き流せば、相手の言うことを聞かなくても絶対に嫌われない。
ところがブスっとしていると、たちまち「嫌な人」「自分勝手な人」「ガンコで融通のきかない人」っていう印象になって嫌われるからね。
例えば、会社を辞める時だって、ブスっとしながら辞めるより、最後まで笑顔の方がいいに決まっています。
たったそれだけで、「惜しい人が辞めちゃったね」って思われるの。
仲間からいい波動をもらいながら辞めるのと、「嫌なやつがやっと辞めてくれた」っていうネガティブな波動をもらいながら辞めるのとでは、あなたのその後の人生にだって関わるよ。
いい波動をもらいながら辞めた人は、次の会社でも絶対にうまくいきます。
反対に、嫌な波動をもらいながら辞めた人は、その後どんな仕事をしようとうまくいかないだろうね。
うまくいかない人に限って「会社を辞めると言ったらみんなに意地悪された」とか被害者じみたことを言うんだけど、本当はそうじゃないんです。
会社を辞めるから嫌われたわけじゃなくて、あなたが人に嫌われるような表情や言葉、態度をとったからだよ。
だって、会社を辞めると言っても、最後まで惜しまれる人もいるでしょ?
どんな時でも、感じよく笑顔を心がけるの。
たったそれだけのことで、人生は激変するんだ。
『斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する』PHP研究所
斎藤一人さんは、「笑顔」の他に、「かっこいい言い方」が大事だという。(本書より)
『言葉というのは、どう言ったらかっこいいかなんだ。
かっこいいことを言っている人には世間が味方するし、神様も味方してくれる。
第一、モテるよね(笑)。
「会社が嫌だけど辞められない」なんて言い方じゃ、誰にも好かれない。
だって、ただの愚痴だもの(笑)。
お世話になっている会社の悪口を言うのって、相当かっこ悪いと思います。
たとえ本音は違ったとしても、かっこいいことを言って欲しいよね。
かっこばかりつけるなって言うけど、かっこぐらいつけろよって(笑)。
ただでさえかっこ悪いんだから、残念を重ねてもしょうがないでしょ(笑)。
「何十社を受けても合格できなかった人もいるのに、私は入れたんです」
「おかげさまで、いい同僚に囲まれているよ」
とかね、周りが聞いて安心するようなこと言わなきゃ。
なかなか会社を辞められなくてつらいって言うけど、こういう人は、辞めたら辞めたでまた愚痴を言い出すものなんだ。』
人生を楽しんでいる人には笑顔と笑いがある。
仲間といるときも、大騒ぎしたり、時にふざけたりしながらも、常に笑いがある。
反対に、余裕のない人、切羽詰まった人には、笑顔がない。
本当は先に、笑顔や笑いがあるから、余裕もできるのだ。
また、同時に大事なのが「言い方」。
どんな嫌なことでも、言葉一つで相手に嫌な印象を与えなくてすむことがある。
それが…
「まわりを立てる言葉」、「人を傷つけない愛ある言葉」を使いながら、笑顔で感謝すること。
「かっこいい言い方」と「笑顔」を磨きたい。 |
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