2019.11.19 |
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YouTuberになろう! |
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えらいてんちょう氏の心に響く言葉より…
質問:《40歳未婚男性、フリーター、年収は200万円程度です。結婚できるでしょうか。》
答え:(えらいてんちょう)
年齢と職業、年収しか書かれていないので見た目などの情報はわかりませんが、これから爆発的に何か稼げるようになるという目処もないとなると、普通に考えればなかなか難しいところです。
ただ、それでも結婚したいとすれば「かわいがられるおじさん」になる、という手があります。
私の知り合いに、50歳独身無職、貯金食いつぶしYouTuberというおじさんがいます。
動画で何をアップしているかというととくに何も変わったことはしておらず、ただの日常生活です。
動画を上げるたびに少しずつ貯金が減っていきますが、「贅沢はやめられん」などと言って何だか美味しいものを食べたりして、「また減った」と言ってます。
1000万以上あった貯金が、ついに2019年の3月末で100万を切りました。
私もYouTuberとして活動しており、日々どうやって面白い動画を作ろうか頭を悩ませているのですが、ただおじさんの貯金が減っていくだけで面白いのは正直ズルいです。
このおじさんなのですが、徐々に人気が出るにしたがってモテ始めているんですよね。
普通の20代の女性に「かわいい」なんて言われています。
私は彼に見習うべきところが多々あると思います。
まず、自宅の動画をアップするということはお客さんの目が入りますので、身なりや部屋の綺麗さなどにも気を遣うようになります。
芸能人でも、出たての頃はモサッとしていた人が、売れるにしたがってスターにふさわしい見た目になっていく、なんてことは多々ありますよね。
人に見られるということはそれぐらい効果があるのです。
さらに、彼のことを面白がって見ている人は、恋愛感情かどうかは別としても、少なくとも好意を持ってくれているわけですよね、嫌な人は見ないですから。
このおじさんが若い女性といきなり会っても箸にも棒にも引っかからないでしょうが、そうやって日常生活を見てもらい続けていると、スペックだけではなく内面を見てくれる相手が現れる可能性があります。
これが結婚相談所だとそんなことは起こらないですよね。
私はYouTubeに動画をアップする利点は、それが「共同消費可能」な点にあると思っています。
たとえば、ひとりの男性がどれだけ多くの女性にアプローチしようと考えても、1日にそんなに何人もとは会えませんよね。
遠方に住んでいる人もいるかもしれません。
そして、全員に同じ情報量を提供することも難しい。
ところが、動画だと何百人何千人が同じ内容の動画を見てくれるわけです。
必然的にリーチが広がります。
自分が寝ている間でも、世界中のどこかから動画を見てもらえる可能性があるわけです。
あとは、あなたの魅力が誰かに発見されればよいだけです。
タレントの伊集院光さんは、知性に溢れ、ラジオパーソナリティとしても絶大な人気を誇る方ですが、いわゆる美形、イケメンかというとちょっとタイプが違いますよね。
しかし伊集院さんが20代の頃に結婚されて、現在でも仲睦まじい奥様は、元アイドルのとてもお綺麗な方です。
これについて伊集院さんは深夜ラジオで「マニアはいるから諦めるな」と説明されていたそうです。
ありがたいことに結婚相手というのはひとりいればよいのです。
アイドルは10000人にモテる必要があるかもしれませんが、あなたがアイドルでないのであればひとりのマニアを探しましょう。
そして、ひとりのマニアを探すために、できるだけ多くの異性にあなたのことを見つけてもらいましょう。
ちなみに伊集院さんは「絶対に浮気はしない」と公言しておられまして、その理由は「せっかく自分のことを好きになってくれる人が現れたのに、自分からその幸運を投げ捨てるようなリスクは背負いたくない」からだそうです。
これもまた素敵な姿勢ですね。
『しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません! (しょぼい自己啓発シリーズ)』KKベストセラーズ
これは、結婚のことだけではなく、ビジネスでも応用できる話だ。
ビジネスにおいても、万人に好かれる必要はない。
一部の熱狂的なファンがいれば成立する。
しかも、10年や20年前ならそうはいかなかったが、現在はネットで全世界に広める手段が誰でも手に入れることができる時代だ。
そして、それは年齢を問わない。
やった者勝ちの世界だ。
いつの時代も、観客席に座って、「見ているだけ」「批判しているだけ」「それは、無理だと足を引っ張るだけ」、の人たちは何一つ手に入れることはできない。
なぜなら、この地球は「行動によって評価される星」だから。
どんな手段でもいい、自分の目的に向かってまず行動してみること。
その手段は無限にある。
だからこそ、あきらめることはない…
「打つ手は無限」という言葉を胸に刻みたい。 |
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