2019.11.18 |
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一緒にいると元気をもらえるのは誰だろう |
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スティーヴ・チャンドラー氏の心に響く言葉より…
身近な友人や家族の中には、「自分を変えたい」「人生を変えたい」という、あなたの気持ちを理解しようとしない人がいることがある。
そういう人たちとの付き合いは要注意だ。
彼らが、あなたの変化を嫌がるのは、やる気を持って人生に取り組む他人を見ると、自分自身が責められている気分になるからだ。
だから、あの手この手で、今のままのあなたに引きずりもどそうとする。
人は誰でも、身近な人から影響を受ける。
悲観的な人たちと付き合っていると、あなたもそうなる。
やる気にあふれた幸せな人生を目指すあなたを応援してくれる人と一緒にいるなら、それだけで幸せで力強い1歩を踏みだしたことになる。
会社でも、休憩スペースのコーヒーマシンあたりを定位置に、噂話ばかりしているグループに近寄っていってはいけない。
話し相手が彼らしかいなくても、そんな会話に参加してはいけない。
エネルギーレベルが下がり、悲観的な思考になってしまうからだ。
あなたが一緒にいると元気をもらえるのは誰だろう。
逆に元気を奪われてしまう人は?
一緒にいる人を意識して選ぶのは、悪いことではない。
アンドルー・ワイルも、こう言っている。
《一緒にいると、幸せで前向きな気分になる人のリストをつくる。そして今週末一緒に過ごす人を、リストの中から1人選ぼう。》
悲観的な人と話していると、世の中には夢も希望もないという気分になる。
会話が重苦しい雰囲気になり、がんばっても無駄だという運命論的な気分に支配されてしまう。
そうなると、やる気も、新しいアイデアも、斬新なユーモアも出てこない。
人生への情熱は、周りの人に伝染する。
だから前向きな人と一緒にいると、いつでも人生の可能性がたくさん見えてくるはずだ。
キルケゴールはこんな言葉を残している。
《もし私が何かを望むとしたら、富や権力ではなく、可能性を望むだろう。
永遠の若さと情熱にあふれ、
人生に可能性を見ることのできる目を望むだろう。
快楽には失望させられるが、可能性には絶対に失望させられない。》
『自分を変える89の方法』ディスカヴァー
誰かのチャレンジを「バカにしたり」、「批判したり」、「それは無理だよ」と言ったりして、結果的に阻止しようとする人は、誰かの成功を「賞賛」せず、それを「こき下ろした」り、「非難」するのと同じだ。
そのもとにあるのは「嫉妬心」だったり、自分より人が先に進んでしまうことへの「恐れ」だったりする。
人のチャレンジや成功を、素直に賞賛したり、一緒に喜べる人は「自己肯定感」の高い人だ。
自己肯定感の高い人は、すべてのことをポジティブに捉えることができる。
そして、人生に肯定的な人は、人の喜びもわがことのように考えることができる。
また、他人と比較しないので、マイペースを貫くことができ、精神的に安定している。
一緒にいると元気をもらえる人と日々過ごしたい。 |
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