2019.10.28 |
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道中を楽しむことが「旅」 |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
旅とは、目的地へ行くことではないんだよ。
だから、目的地をかえたって別にいいだよ。
道中を楽しむことが「旅」なんだから。
だから、途中、いろんな話をしながら、
「佐野のサービスエリアに行ったら、辛さ十倍カレーを食べようか」とか、
「お昼はどこの店に行って何を食べようか」とか、
最初は五目そばにしようと思ったけど“鉄の決意”がぐらついて、
「やっぱり、天丼にしよう」とかってなる。
ときには、いっしょにドライブしている人から、人生について質問されて、
それにこたえているうちに、次に書く本のテーマがひらめいたりね。
そんな「旅」がオレにとって楽しいことなんだよ。
質問にこたえたり、本が出ると、喜んでくれる人がいるんだよ。
喜ばれるようなことをしていると、オレは楽しいの。
そんなことをして道中、楽しんでいるんだよね。
人生も、同じなんだよ。
魂のふるさとへ帰るまでの道中をいかに楽しむか、なんだよ。
そうやって心を楽しくして生きているとね。
「思い」がゆたかだと、知恵がわくように出てくるの。
それも、「ゆたかさを呼び込む知恵」がね。
逆に「思い」をまずしくして日々を過ごしているとね、まずしくなるような知恵が出てきちゃうんだよ。
だから、やることなすことすべて、まずしくなるような方向にもっていかれちゃうんだよ。
『斎藤一人の絶対うまくいく ハッピーでラッキーな流れを引き寄せる方法(信長出版)』(池浦秀一著)信長出版
斎藤一人さんは本書の中でこう語る。
『「人生、山あり、谷あり」と思っている人は、そいう「指導原理」に基づいて、山とか、谷を出しちゃうんだよ。
一人さんにはそういうのが出てこないの。
赤字というものを出したことがない。
成功か、大成功しかないんだよ。』
『常に楽しいことを考えているよね。
つい笑っちゃうぐらい、面白いことを考えるのが好きなんだよ。
幸せってね、気分なんだよ。
それは、自分が何を思うか、なんですよ。
オレがつい笑っちゃうような面白いことを思いついたり、自分に都合よくものごとをとらえたりするのは、子どもの頃からの習い性なの。
何も考えないと退屈しちゃうんだよ。
だから面白いことを考えるの。
心を楽しくして退屈をしのぐ、みたいな。
嫌なことや、嫌な人間のことを考えるのか。
それとも、自分の心が楽しくなるようなことを考えるのか。
その分かれ道がきたときに、どっちに行くか、だけの問題なの。』
「人生は冥土(めいど)までの暇(ひま)つぶし」
と言ったのは今東光和尚(天台宗僧侶・小説家・参議院議員)。
人間は一人残らずあの世からお迎えがくる。
だからこそ、その自分のたった一度きりの人生をどう生きるのか。
「何もしないと退屈しちゃう」
どんなときも、面白くて楽しいことを考えることができる人。
人生と言う旅を楽しみたい。 |
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