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2019.9.16

いつもと違うことをする

小林正観さんの心に響く言葉より…

《「人格が病気をつくっている」らしい。それまでの生活でがん細胞を増やしてきた人は、自分がいままで否定してきた人格、対極に位置する人格を他人や社会に迷惑をかけない範囲で演じてみることで、増殖がストップするかもしれない。》

アメリカの心理学研究チームが「典型的な二重人格の青年を発見した」と報告したことがあります。

「二重人格」とは、一人の人間に異なる二つの人格が生まれるケースです。

この青年の場合、通常のA人格のときはオレンジにアレルギーがあり、別のB人格になるとアレルギー症状がサッと消えるという現象がわかりました。

「病気」はどうやら「人格」と連動していて、「心が健康」であれば、「体も健康」のようです。

だから、100歳以上の人に長生きの秘訣を聞くと、決まって「クヨクヨしないこと」という答えが返ってきます。

「すでに病気を抱えている人」の場合はどうでしょう。

「人格が病気をつくっている」とすれば、その病気の原因には、どこかに自分の人格によるものがあるように思います。

だとしたら、「自分の人格と正反対のこと」を意図的にやってみることが効果的なのではないでしょうか。

たとえば、実務一辺倒のモーレツ型だった人は、本などを読んでのんびりする生活を取り入れてみる。

あるいは、出不精(でぶしょう)な人は、ハイキングやアウトドアの趣味を取り入れたりしてみる…。

病気はそこから快方に向かうかもしれません。

『心を軽くする言葉 宇宙を味方の「か・が・み」の法則 (文庫ぎんが堂)』


米国立老化研究所の研究では、『競争心が強く攻撃的な性格の人は、心臓発作や脳卒中のリスクが高い』という結果がでているという。(Hypertension)より

つまり、キレる人は、血管も切れやすいということ。

心の状態はすぐに身体に反映される。

イライラしたり怒りがわいたときは、血圧が上昇する。

《「自分の人格と正反対のこと」を意図的にやってみる》

これは、いつもと逆のことをする、ということでもある。

我々はついつい安定を求めてしまう。

毎日、決まった道を通り、決まった場所に通い、決まった人と話をし、決まったパターンの生活を続ける。

しかしそれでは、新しい体験ができないし、情報はアップデートされない。

いつもとは違った会や組織に参加して、違った人たちと会い、違った話をする。

すると、いつもとは違う情報が入り、結果としてチャンスが広がり、運がつく。

いつもと違うことをして運を引き寄せたい。



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