ご注文はこちらから

パクチーのサプリメント・パクチーエナジーゴールド(コリアンダーのサプリメント)
トップページ製品紹介特長・成分会社案内特商法に関する表記買い物カゴよくある質問人の心に灯をともす


2019.8.30

0秒で動け

伊藤羊一氏の心に響く言葉より…

「ビジネスマンにとって大事なことは何か」ということがテーマになった時、「踏み出すのが大事」「まず動く」とよくいわれます。

確かに、最終的には踏み出したり、動いていくことが大事なんですが、「それができないからつらいんだよね」という方も多いと思います。

動くためには、やる気や勇気も必要ですが、「スキル」も必要です。

100%の確証がなくとも、腹落ちする結論をすぐつくることができれば、自分自身も納得して、自信を持って動き出していくことができます。

私は、すぐ「行動」するためには、1.自分なりの結論をすぐ着想し、2.仮説を組み立て、3.自信を持って踏み出す、という3つが大事だと考えています。

1.「自分なりの結論をすぐ着想する」とは、「頭出しの結論」を出す、ということです。

100%の正解がない中では、「まずは結論を出してみること」が大事です。

それが最終結論ではなくても、よりよい結論にたどり着くための「頭出し」をすることに大きな意味があります。

たとえば会議の場面で、誰も発信せず、シーンとしている。

その時に、仮でもいいので「これは、こういう方向がいいのではないでしょうか?」という意見があれば、それを軸に、「俺は絶対こうなんだよね」と、最初の意見が呼び水になって、議論が活発になったりします。

たたき台が生まれて物事は進むわけです。

要は「頭出しの結論」とは、たたき台です。

最初に意見を言うのはみんな怖いから、黙っているわけですね。

そして、すぐ動ける人は、「自分なりの結論」をすぐ出しています。

つまり、「すぐ、(自分の)ポジションをとれる」ということです。

どちらの意見がいいと思うのか、自分の立場や方針を決めることを、「ポジションをとる」と言ったりします。

今の日本は終身雇用が崩れてきて、保身しているだけでは誰も守ってくれない時代に入ってきています。

意見を言わないことは、自分の身を守ることではなく、「いらない人」「会議に来なくてもいい人」とみなされてしまうことになるでしょう。

それよりも、A案かB案かをスピーディに決めて動き出し、もし失敗したとしても、すぐに軌道修正する。

そんな個人やチームがどんどん勝つ時代になっています。

2.「仮説を組み立てる」とは、「ベータ版(β版)を出す」ということです。

インターネットサービス等では、「ベータ版(β版)」という言い方をしますが、正式版を公開する前に、まずは試しにユーザーに使ってもらうためのサンプルのソフトウェアやアプリのことを指します。

いわば、お試し版ですね。

ソフトウェアやアプリには、小さなバグがつきものです。

正式版として発売してから、致命的なバグが見つかったら、とんでもないことになります。

ですから、正式版を出す前に、あえて未完成版を出して使ってもらい、改善点などを集め、正式版の完成度を高めていくのです。

「ポジションをとって頭出しの結論を出す」にしても「ベータ版を出す」にしても、大事なことがあります。

それは、早い段階で「仮説」を出して、仮設に基づいて考えていくということです。

仮説とは、「おそらくこうだろう」という仮説です。

仮説を立てながら、判断材料にしていくわけです。

3.「自信を持って踏み出す」とは、「行動力は『才能』ではない」ということです。

行動に移せる人と、そうでない人を比べてみると、その一番大きな違いは、才能や性格などではなく、「リスクがゼロになるまでは動かない」のか、それとも「リスクはあって当然」としているか、その考え方の違いだけではないかと気づいたのです。

リスクは「危険」ではなく、「変動可能性」です。

新しいチャレンジをする際には、必ず(何かが変わる、という)リスクがあるわけです。

「リスクはあって当然」と考える人は、リスクが何なのか知って、コントロールしようとします。

動く前に100%の確証(リスクゼロの)を求めようとしても、最後の最後まで、絶対にわかりませんよね。

そもそも外からではわからないことが多いですし、世の中の選択肢を全部検証しきることなんて、不可能なわけです。

言い換えれば「『正解』なんてどこにもない」ことを知ることで、初めて動けるようになるのです。

『0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための』SB Creative


失敗することを恐れない人には、失敗耐性がある。

失敗耐性とは、ストレスに対する耐性であり、不安に対する耐性でもある。

「打たれ強い人」ということもできる。

何か新しいことにチャレンジすれば失敗するのは当然だ。

もちろん、誰だって失敗を前提にチャレンジする人はいない。

しかし、ベストを尽くした上で、「失敗しても仕方ない」という覚悟や諦観を持つことは必要だ。

昨今は、失敗させないように、させないようにと、親や周囲の人が過度に過保護になっている場面が多い。

コンプライアンス意識が過剰になり、冒険をさせない。

「0秒で動け」

行動多き人でありたい。



人の心に灯をともす 一覧へ戻る