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2019.8.21

味方になってくれるような自分の人格をつくる

小林正観さんの心に響く言葉より…

釈迦や玄奘や空海や龍馬ならずとも、出会う人みんなを味方につけていくような人間はたくさんいます。

この四十年間、私はそういう人たちにずいぶん会ってきました。

著名な、何か事をなしたというような人ではありません。

お目にかかってすぐに、おお、これは…というすばらしい人物がゴロゴロいることに気がつきました。

この人の敵側には回りたくない、この人の味方でいたいという人です。

初対面でも、それがわかります。

すると大事なことは、出会う人に向かって、説得するのではなく、ただ味方にすること。

そのために味方になってくれるような自分の人格をつくることです。

ニコッと笑って、目の前の人が味方になってくれそうな笑顔をつくる。

そういう内容の人間になる。

出会う人出会う人を味方につけていくと、ものすごく楽しい人生になります。

『淡々と生きる』風雲舎


笑顔が似合う人は、機嫌のよい人だ。

反対に、笑顔が似合わない人は、不機嫌な人。

「人間の最大の罪は不機嫌である」

と言ったのはドイツの詩人であるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

いつも不機嫌だったら、出会う人出会う人はみんなどんどん離れていく。

味方になることは絶対にない。

また、「魅(み)は与(よ)によって生(しょう)じ 求(ぐ)によって滅(めっ)す」

という無能唱元氏の言葉がある。

魅力というのは、与えることで生まれ、求めることによって無くなってしまう、ということ。

つまり、ギブの人。

「味方になってくれるような自分の人格をつくること」

いつも上機嫌で、ギブの精神あふれる人でありたい。



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