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2019.7.24

キレる!

脳科学者、中野信子氏の心に響く言葉より…

イライラする気持ちが抑えきれずに衝動的な行動をとってしまって、周囲の人とトラブルを起こす人がいる一方で、自分の怒りの気持ちを表せないために、仕事や人間関係で悩んでしまう人もいます。

キレて人や物に八つ当たりをしては激しく後悔し、あるいは、理不尽なことを言われたときにちゃんと自分の主張を言葉で言い返すことができず、ストレスを抱えた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

なぜキレると後悔するのでしょう。

もし相手にキレられても、自分がキレ返すことに抵抗を感じるのはなぜでしょうか。

根底にある思いは“キレる”ことは、“怒り”という、とても“ネガティブな感情”によって引き起こされる問題行動だと捉えているからです。

しかし、「怒り」や「イライラ」は、ヒトであれば、誰でも感じる自然な感情です。

自分を守るためにすでに脳に組み込まれたメカニズムでもあります。

そう理解していても、やはり自分のイライラした気持ちと向き合ったり、誰かの激しい攻撃的な言葉を受けたりすることは、本当に辛いことです。

たとえ怒りを抱いたとしてもできるだけキレずに過ごしたいし、キレている他人の言動に巻き込まれたくないと思うものです。

人と接していれば、必ず意見が合わないことはあります。

意見が合わないときに、相手に合わせて、自分が我慢すれば丸く収まると思う人もいるでしょう。

相手に悪意が無い場合は、それで丸く収まることもあるかもしれません。

でも、悪意がある場合は、相手のいいように利用されてしまうことにもなります。

人は、相手が自分より“上”か“下”かで、お互いの人間関係を決定することが多々あります。

地位、年齢、財産、体格、美醜…。

もし、相手がこちらを“下”と見なしたとしたら、悪意がないまでも、相手に軽んぜられ、見下され、さらには都合のいいように利用されることもあります。

そんなときに、怒りを感じたにもかかわらず、その感情を自分の中で抑え込んでは、相手からだけでなく、自分で自分を追い詰めることになります。

「あなたの言っていることはおかしい」「私はあなたの言いなりにはなりません」「私は怒っています」ということを表現し、ときには、抵抗する必要もあるのです。

常に穏やかで優しい笑顔が絶えない人、つまり“怒らない人”が、一般的には“いい人”と言われると思います。

けれども、本当に“怒らない人”が“いい人”なのでしょうか?

いい人には二種類います。

まず、いい人として他人から信頼される、つまり“尊敬できるいい人”。

もう一つは、いい人として搾取される人、つまり“都合のいい人”です。

“都合のいい人”は、まず“キレる”ことはありません。

怒らず、人当たりはよいので、なんとなく人が寄ってくるように見えますが、本当に困ったときには役に立たないのでむしろ軽蔑されてしまいます。

“尊敬できるいい人”は、部下のあなたに対しても常に優しいというわけではなく、あなたが間違っているときには、「それは間違っている」と厳しく叱ってくれる人です。

こういう人はいざというときには、クライアントや他部署に対しても、断固として、自分の主張を通せる人です。

職場で言葉を荒げる=“キレる”こともあるでしょう。

けれども、その“キレ”の根本にある怒りが、周囲の人たちが共感、同調できるものであるから、説得力につながり、信頼されるのです。

これからは会社はもちろん、社会全体が変化しやすい時代です。

日本でも、すでに終身雇用は崩壊しています。

一つの会社・組織でヒエラルキーに従っていれば、得をするとか、もっと言えば、生き延びていける時代ではありません。

自分の意見をはっきり言えて、ときには抵抗する、つまり“尊敬できるいい人”になるためのスキルを持っていたほうがより有利な時代であると言えるでしょう。

『キレる!: 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 (小学館新書)』小学館新書


斎藤一人さんは、「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」という。(ゆほびかGOLD vol.17)より

『人はね、どういう目的があって生まれるんですかっていうと、魂の成長なんです。

魂の成長のなかでいちばん、地球でしかできないこと、それが人間関係と経済関係なんです。

だから、まず人間関係。

人間関係がああ嫌だ、こう嫌だ、っていう人は、ほんとうの理由は、あなたがなめられているんです。

なめられているとどこ行っても、なめられる人はなめられる。

どこ行っても楽しくないですよ。

だから、頭の中に「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。』

威張ったり、偉そうにしたりする人は品がなくて最低だが、その逆に、いい人過ぎたり、従順すぎると人からなめられる。

「なめられる人」は、反論や議論をしない。

声が小さかったり、NOと言えない。

マウンティングされやすい人だ。

「キレる!」

時には、NOという勇気も必要だ。

「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」を肝に銘じたい。



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