2019.4.22 |
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素直であること |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
《自分の人生を生きる上で、いじけたり、悩んだりしているヒマはないってことでしょうか?》
まさにそうだよ。
だから、「ああ、この考えは間違いだったんだ」と気づいたら、素直に直す。
いい人だと思ってつき合ったり、素直にその人の言うことを聞いていたら、あとから違うとわかる場合もあるんだよ。
気づいたのなら素直にやめればいいんだよ。
素直な気持ちに従って出した答えって、その時は最高の答えなの。
だけど、もっと経験を積んで学んでいくと、もっといい答えが出る時だってあるんだよ。
そうしたら、また素直に改めればいいの。
いちいち、あの時はこうだったしな、とか言っているなんて、学ぶ時間がもったいないからね。
あいつは嫌な嫌なやつだってわかったら、離れればいいの。
その離れ方にしても、文句を言いながら離れるより、「学ばせてくれてありがとう」って、感謝できて離れられれば一番だけど、すぐにそうできないのなら、そんなスマートな離れ方ができる日まで自分の心に素直でいるよう心がけて、いつかスッと離れられるようにすればいいの。
人って、成長しているから、学んでいくと答えも変わってくるんだよ。
それも少しずつ少しずつ良くなっていくの。
だから、素直に自分の思ったことに耳を傾けてください。
それを一旦言っちゃったことだからとか、あれこれ考えるからおかしくなっちゃうの。
みんながいい人と言ったって、自分にとって嫌な人なら、それでいいんだよ。
もっと、自分のことを信じて、自分の気持ちも素直に聞くんだよ。
自分の気持ちに耳を傾けていると、素直ってことがどういうことかがわかってくるものなの。
素直さがわかるようになると、この人の言うことなら素直に聞いた方がいいとか、この人の言っていることは素直に聞いちゃいけないってことがわかってくるの。
最初からうまくいくことってないよ。
でも自分の気持ちに素直になっていれば、直観でわかるようになってくるんだよね。
だから、ほんの少しでいいから、自分の本心を素直に聞いてごらん。
何が好きで、何が嫌いとか。
どんなことが楽しくて、どんなことにイライラしてしまうとか。
どんな人が好きで、どんなところに行きたくて、夢や希望は何なのかとかね。
何だっていいの。
自分の気持ちに素直になると、とにかく楽しいんだよ。
一人さんは、いつも自分に対して素直に生きているんです。
だから毎日が楽しい。
みなさんも、きっと楽しくなるから、少しだけで構わないので「自分に素直」になってみてください。
『「素直さ」こそ最強の武器である』秀和システム
経営の神様といわれた松下幸之助は、「素直さ」についてこう語っている。
『ほんとうの素直とは、自然の理法に対して、すなわち本来の正しさに対して素直であると、そういうことやな』
本当の素直さとは、人の言うことに対して、何でも「ハイハイ」ということを聞くことでも、無邪気にまるごと受け入れることでもない。
天地自然の理(ことわり)や道理、あるいは法則に対して素直なこと。
人は、学んだり経験することにより自分のレベルが上がってくるが、そのレベルに従って、今まで受け入れられなかったことも、受け入れられるようになったりする。
それが本当の意味での素直さ。
また、相田みつを氏はそれをこう語っている。(にんげんだもの・角川文庫)より
『そのむかし 道元禅師という方が、宗の国に渡り修行をされて得てきたものはただひとつ、柔軟心であったといいます。
柔軟心とは やわらかいこころのことです。
何物にも引っかからない素直な心のことです。
きれいな花を見たらきれいだなぁ…と素直に感ずる心のことです。
きゅうりにはきゅうりの良さを認め、なすにはなすの良さを認める心です。
たとえけんかをした相手のことでも、良いところは良いと認める大らかな心のことです。
そして、おかしい時には腹の底から笑い、泣きたい時には全身で泣く、それが柔軟心です。
心がやわらかいから素直に笑えるのです。
心がやわらかいから素直に泣けるのです。
心がやわらかいのは、心が若いことです。
柔軟心を持ちましょう。
いつまでも心の若さを保つために…』
いつまでも若くあるため、素直な心を持ち続けたい。 |
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