2019.3.20 |
|
これからの働き方「労働2.0」 |
|
オリエンタルラジオ、中田敦彦氏の心に響く言葉より…
今、「働き方」は大きく変わりつつあります。
終身雇用システムに守られ、一つの仕事を続ける時代はもう去りました。
今や大企業も倒産するし、AI(人工知能)やテクノロジーの発達によって職業自体がなくなることも今後増えるでしょう。
そんな中で、働く人々は、ただ「いい会社に雇われる」ことだけを考えるのではなく、もっと広く視野を取り、自分だけの新しい働き方を創出していくべきです。
こんなことをお話するのは、私自身も「雇われ側のサラリーマン」だからです。
私も吉本興業という会社に所属し、給与をもらっている身です。
しかし私は近年、この立場と並行して、人を雇って自分のしたいことをする「雇用側」の顔も持つようになりました。
オリエンタルラジオの活動の延長で始めたグッズ制作、ダンスボーカルグループ「RADIO FISH」の活動など、会社の中で許可を得ながら「やりたいこと」を通す道を、少しずつ切り開いてきたのです。
昨年からは、オンラインサロン(NKT Online Salon)を開設。
現在は、オリエンタルラジオ、RADIO FISHなどのファンクラブ的サロンである「UNITED」と、私と共にビジネスを学び、コラボしていくビジネス塾的サロン「PROGRESS」の2つのサロンを展開しています。
オンラインサロンによって私の「やりたいこと」を伝え、それを一緒に実現できる仲間を募り、さらに多くの可能性を広げることができました。
そして、2018年秋に「幸福洗脳」というブランドを立ち上げ、アパレルの制作・販売という新事業を始動しました。
私の働き方はこうして、一ヵ所にとどまらず、常に変化を続けています。
一つの職種、一つの会社、一つの場所にとらわれないこと。
一つの場に「雇われる」だけでなく、「雇う」視点も取り入れ、随時変化と進化をしながらも「やりたいこと」を実現させて、食べていくこと。
そんな新時代の働き方を、私は「労働2・0」と名付けたいと思います。
「労働」とは本来、皆さんが思っているよりも自由で柔軟性に富んだものです。
複数の人々の才能とアイデアが有機的に離合集散を繰り返す、エキサイティングな営みです。
こうして歴史を紡いできたのが私たち人間です。
働くとは何か、稼ぐとは何か。
自分の可能性はどこにあるか、どのように見つけるか。
『労働2.0 やりたいことして、食べていく』PHP
中田氏は本書の中でこう語る。
『私は、人材には3つの種族がいると思っています。
1. 言われたことをちゃんとできる人
2. 言われたことをできない人
3. 言われてないこともする人』
変化のない平和な時代は、(1)の人がいいと思うが、しかし、乱世や激変の時代には(3)の人材が会社を助ける。
当事者意識があるかどうかだ。
すべてのことを我が事として受け止めることが出来る当事者意識のある人は、起業家精神のある人だ。
起業家精神とは、誰もが起業しろということではない。
自ら創造性を発揮し、ユニークなアイデアを生み出し、リーダーシップを発揮し、行動に移すという、起業家マインドのこと。
この起業家精神教育は北欧では子供の頃から学校のカリキュラムにあるという。
これからの働き方を身につけたい。 |
|
|