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2019.3.3

悩みは暇な人に降りてくる

江原啓之氏の心に響く言葉より…

私はよく、不安は余裕のあらわれ、とお伝えしています。

今を懸命に生きていれば不安という感情が芽生える余地は生まれません。

逆に言えば、不安でたまらない、という人は、余裕のある人なのです。

そういう人は余裕のよっちゃんだね、などと冗談で言うこともあります。

過去に行っていた個人カウンセリングの中で、私が「これは深刻だ」と受け止めた相談内容は数えるほどでした。

もちろん、みなさん悩みを抱えているからこそ私のもとへみえるわけですが、失礼ながら、自分の心の持ちようで乗り切ることができるだろうという相談であったり、物質主義的な欲求を満たすための相談内容がほとんどだったのです。

このことから私が得た教訓があります。

それは「人間、暇でいいことなどひとつもない」というもの。

時間を持て余していると、わざわざ厄介なことに首を突っ込んで傷ついたリ、人が何気なく口にした言葉について思い悩んでしまったり…。

そうした方に対して私は「あなたの余命は3か月ですと宣告されても、同じ悩みを抱えているでしょうか?」と尋ねるようにしています。

自分に残された時間がないと知れば、他人は冷静な気持ちを取り戻すことができるものです。

絶対に許さないと思っていた人を許す気持ちになったり、物事に対する執着心が消えたり、あの人には負けたくないと思っていた人の幸せを祈ったりするようになる。

実は、それがあなたの本来の姿なのです。

いずれにしても命の視点で見れば、現代人の抱える悩みの大半は些末(さまつ)なこと。

ひとりで生きることに対しても、あれこれと不安を募らせているうちに人生はすぐに終わってしまいます。

独身であるなら独身であることの喜びを数えて生きる。

ひとりで生きると決めたなら、ひとりで生きることを楽しまなければ損だと思いませんか?

本当の意味で不幸なのは、悩む暇のある中途半端に幸せな人なのです。

たとえばテレビの占いをチェックして「今日はツイていない!」とドンヨリしてしまう。

不愉快な思いをしたくないのなら見なければいいのに「星占いがダメなら血液型占いだ」と深追いをした挙句、「血液型占いも最悪だった!」とモチベーションを落とし、貴重な今日という一日を台無しにしてしまうといった人が珍しくありません。

けれど果たして仕事で多忙を極めている人が占いに翻弄されるでしょうか?

小さな子どもを抱え、なんとか食べさせなくてはと必死で生きている人に落ち込んでいる暇があるでしょうか?

ひとりで生きることに不安を抱く人も、まだまだ不安を抱くだけの余裕がある証拠。

そういう人に限って「苦しいときの神頼み」に走ってしまいがちですが、余裕のある人に神様は手を差し伸べてはくれません。

自らの行動を省みて、自分さえ幸せであればいいという小我の気持ちを手放し、一日一日、一瞬一瞬を全力で生きることで、負の想念が消え、正しい道を見つけられる。

これがスピリチュアリズムの真理なのです。

『幸せに生きるひとりの法則』幻冬舎

「小人閑居(かんきょ)して不善をなす」

という『大学』の中の言葉がある。

ダメな人間は、暇をもてあますと、つい悪いことを考えたり、悪事に走りやすい。

誤解を恐れずに言えば、SNSなどでつっかかってくる人や、ネチネチと何日も苦情を言い立てるようなクレイマーは、暇な人間だ。

時間がたっぷりあるので、攻撃できる。

これは、心配事を抱えたり、不安になったりするのと同じで、暇だからそれを考える時間がある。

仕事や趣味に、没頭(ぼっとう)しているときには、不安など頭から消えている。

不安は人間だけが感じる感情だ。

明日がどうなるのか、明後日がどうなるのかを心配する。

しかし、動物は不安を感じない。

頭で考えないからだ。

不安は頭ではなく、行動することによってしか解消されない。

頭で悩めば悩むほど、不安は深まる。

「悩みは暇な人に降りてくる」

悩むのではなく、行動し続ける人でありたい。



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