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2019.2.3

大人は時代の空気に敏感である

明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…

《大人は時代の空気に敏感である》

時代の感覚というのは、刻一刻と変化しています。

LGBT(セクシャルマイノリティ)にまつわる社会事情、SNSを中心に広がった#metoo運動など、かつては見過ごされていた動きや発言にフォーカスが当たり、どんどん修正が加えられていきます。

男女ともに、「△△さん」という呼称を使用するのも、ここ最近ではごく普通のこととなりました。

私たち大人は、この“速度”に慣れていかなければいけません。

「昔は違っていたんだ」などという云い訳は、今やナンセンスです。

たとえば江戸時代に書かれた『葉隠』には、娘が駆け落ちをしたために、家族全員が腹を切らなければいけなくなったケースが書かれています。

極端な例に思われるかもしれませんが、時代が変われば考え方も変化するのです。

大人なら、そういった時代の空気感を常に感じ取り、フレキシブルに対応していきたいものです。

『大人の対応力』ワニブックス

よく、政治家に時代錯誤なことを言ってしまいSNSで炎上したり、ニュースの話題になることがある。

その多くは、時代の空気に鈍感なこと。

「上から目線の高圧的発言」であったり、「男は〇〇であれ!女は〇〇こうなければならない!」的な時代錯誤の発言や差別発言であったりする。

そのほとんどが、「気遣いがない」、「配慮がない」、「優しさが感じられない」、「心を冷やす」発言だ。

会津藩の「什(じゅう)の掟(おきて)」の中にもある、「弱い者いじめをしてはいけない」「卑怯(ひきょう)な振舞をしてはいけない」等の、人の気持ちを推し量るという共感力の欠如が大きく影響する。

また同時に、年齢を重ねると新しい情報や流行に疎(うと)くなる。

好奇心や、挑戦心や冒険心がなくなってくるからだ。

時代の空気に敏感な真の大人でありたい。



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