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2019.1.29

頼まれない人は不機嫌な顔をしている

小林正観さんの心に響く言葉より…

私たちは「喜ばれる存在として生きる」ために生れてきました。

「喜ばれる存在として生きる」ことは、自分が達成目標を掲げて、そこに駆け上がったり、人より抜きん出たりすることではありません。

「喜ばれる存在になる」=「頼まれやすい人」であること。

人生の中に達成目標・努力目標はいりません。

頼まれて、こき使われて、疲れ果てて死ぬ。

これが人間の生き方です。

心から楽しくて幸せなのは、友人たちからたくさんの頼まれごとをして、「しょうがないなぁ」と言いながら引き受けていくこと。

頼まれごとが次から次へ来ている人は、それだけで人生が流れているということです。

頼まれたことをやっていて、こき使われて、疲れ果てて死ぬ。

それが人生のすべてであり、喜びです。

《私たちは「喜ばれる」ために生れてきた。「喜ばれる」とは、頼まれごとを引き受けていくこと。》

『脱力のすすめ―「おまかせ」で生きる幸せ論』イースト・プレス


小林正観さんは、「頼まれごと」についてこう語る。(本書より)

『「頼まれない私はどうすればいいの?」と言う人がいます。

「頼まれる人はいいけど、私はなにも頼まれない。どうすればいいのだろう?」と。

頼まれない人は不機嫌な顔をしています。

人間の顔には表情筋が何十本とあり、不平不満、愚痴、悪口を話すときは、表情筋の三分の二を使っています。

その筋肉を使えば使うほど、どんどん険(けわ)しい顔になっていく。

怖い顔をして、不機嫌な顔をしている人には、とても頼みにくい。

頼まれるかどうかというのは、顔が命です。

口元が上がっていて、眉間にシワが寄っていない、顔全体がゆるんだ感じの人は、頼まれやすくなります。

同じようなことを三年間頼まれていると、「私はこういう人生なのかな」と思う瞬間が来ます。

それを「立命の瞬間」と言います。』

欽ちゃんこと萩本欣一さんは、「イヤなほうから幸運の矢が飛んでくる」という。

苦手な方から幸運の矢が飛んでくる、と言うことでもある。

これは頼まれごとを引き受ける状況と似ている。

多くの頼まれごとは、めんどうなことだったり、ちょっとイヤなことだったり、他の人が引き受けないこと、だったりする。

そんな頼まれごとを、文句や愚痴や泣き言を言わず、運命だと思って淡々と引き受ける。

すると、運がたまり、自分の生きる筋(すじ)が見えてくる。

たとえば、定年後、頼まれごとが多い人は幸せだ。

人から必要とされているからだ。

「頼まれない人は不機嫌な顔をしている」

頼まれごとの多い人生をおくりたい。



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