2018.11.23 |
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夢や目標を紙に書いて貼りだす |
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ジェフ・ケラー氏の心に響く言葉より…
私の友人ロバートは所属政党から判事の指名を受け、次の選挙で投票にかけられる予定だ。
選挙に勝って判事になるという夢を実現する可能性はかなり高いものの、ロバートはまだ少し不安を感じ、疑念がときおり心の中をよぎるという。
そこで私は、ロバートにこんな提案をした。
手書きで「ロバート・ジョーンズ判事」と書いた紙を、毎日目にするところ(たとえば寝室のテーブルや浴室の鏡など)に貼っておくのだ。
同じ紙をもう一枚つくって、それを財布の中に入れて携帯することも提案した。
一日中その言葉を見ることによって、ロバートは自分を判事と見なすようになってくる。
彼はやがて、黒の衣装を着てみたり、自分が入廷すると、全員が起立している様子をイメージしたりするだろう。
そして、これらのイメージが強くなるにつれて、ロバートはその映像を現実にするための行動を起こす。
判事になるためにもっと選挙運動をするだろうし、より多くの人が選挙にでかけるように所属政党に働きかけるだろう。
もちろん、紙を使わなくても、ロバートは心の中のイメージを創り上げることができたはずだ。
しかし、視覚的な道具を使えば、はるかに大きな力を発揮する。
この方法がロバートやあなたにとってつねにうまくいくという保証はない。
しかし、あなたが欲しがっているものを手に入れるための非常に強力な「助っ人」になるはずだ。
あなたが手に入れたい地位、それが営業部長、管理職、弁護士、経営者など、どれであろうと、この道具を利用すれば、あなたの心はそのイメージを実現するために働き始める。
ウォルト・ディズニーは言った。
「それを夢見ることができるなら、それをすることができる」と。
『できる人とできない人の小さな違い』ディスカヴァー
本書の中で、「イメージ・トレーニング」ついてこう書いてあった。
『歌手のセリーヌディオンがテレビのインタビューでこんな質問を受けていた。
「あなたは歌手活動を始めた時点で、自分がいつかレコードを数百万枚も売り、毎週のようにツアーに出て数十万人の前で歌うことになると予想していましたか?」
すると、彼女はこう答えた。
「私は今の状況にまったく驚いていません。なにしろ五歳のころからずっと、こういうことを心の中で描いてきたのですから」
彼女はうぬぼれていたわけではない。
彼女が幼いころに学んだのは、自分がなりたかったスターのイメージを心の中で鮮明かつ強烈に描いて利用する能力だった。
世界の一流スポーツ選手も、自分の技術をどのように発揮したいか心の中に正確に焼きつけるイメージ・トレーニングを日ごろの練習に取り入れている』
夢や目標をあたかも目の前に見るように、ありありと思い浮かべる「イメージ・トレーニング」は、願望実現の手段としてとても有効だ。
それは大学入試だったら、志望大学の前に立っている自分の写真。
年商〇〇億円を達成したいなら、年商〇〇億円と書いた紙。
言葉とともに写真があるとなおイメージしやすい。
古典的で昔から言い古されたような手法だが、シンプルなのに驚くほどの効果がある。
ここ一番気合を入れて勝負をかけたいとき…
夢や目標を紙に書いて堂々と貼りだしたい。 |
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