2018.11.11 |
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楽しい思い出のプレゼンターになる |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
うれしい思い出を人にたくさん提供できる自分って、スゴくいいもんです。
そんな自分の人生って、最高だよ。
だから、人を喜ばせて、楽しい思い出のプレゼンターに自分はなるんだ、と。
そうやって心に決めて、やりだすとする。
すると、どんどん、どんどん楽しくなって、そのうち、「渡すタイミングをどうしようか。サプライズにしたら、どうだろう」とか考えだしたりね。
そうすると、サプライズものって、もらった人も喜ぶけど、自分も渡す前からワクワクしちゃう。
それを出したら、相手が「わぁ〜、ビックリした」とかいいながら喜んでいる顔を見てると、こっちは「ヤッター」とか思って、非常にハッピー。
そんなサプライズの楽しみを、覚えるようになってきたりして。
うまく伝えられないけど、とにかく、人を喜ばすって、本当にいいもんです。
仕事においても、人を喜ばすことを考えながら仕事してるのと、そうじゃないのとでは、楽しさが、全然、違います。
社長や上司を喜ばそう、お客さんを喜ばそう、同僚も喜ばそう、って思うと、仕事がどんどん楽しくなってくるし、出世もするの。
それと、私はお店をやっている人に、よくいうんですけど。
客商売っていうのは、お客さんに「そこのお店に行くと楽しい」っていわれるような店を作んなきゃいけない。
飲食店をしてるんだとしたら、「自分のところは、おいしい料理を出して喜ばすんだ」っていうのもいいよ。けどね。
私も、日本じゅう、いろんな食べもの屋に行ってるけど、食べもの屋でマズイところって少ない。
どこの店も、味はそこそこ。
そのなかで、繁盛してないお店というのは、たいがい、楽しくないお店なんです。
だから、お客さんを楽しませなきゃなんない。
そうすると、前に話した、ステキな踊りをおどれるレストランの人じゃないけれど、誕生日やなんかのお客さんに「ちょっとしたショーをしてあげるんだ」ってなったとき、「ショーはどういうタイミングでやろうか」「音楽はどうしよう」とか。
それから、「誕生日のケーキ、ちっちゃいのでもいいから出してあげようか」
「ケーキを出す直前に、店の照明落として」とか。
そんな演出を考えていると自分も楽しくて、お客さんも喜び、そのうち、お店も繁盛してくるようになるんです。
そば屋をやってる人だったら、「ウチは手打ち専門だから」「ウチ、もりそば一本です」でもいいですよ。
もりそばの値段も、500円でも、1000円でも、なんでもいいの。
だけど、お客さんが「もりそばちょうだい」っていったとき、野菜の天ぷらでもいいから、「この天ぷら、サービスです」って出すと、サービスされたほうはドキっとするんですよ。
同じ天ぷらをサービスするのでも、メニューに「サービスで、天ぷら、ついてます」って書いちゃうと、もう、楽しくない(笑)。
メニューに「もりそば」とだけ書いてあったところへ、「これ、サービスですから。私のつくった野菜の天ぷら、食べてください」って出すと、お客さんは「えっ、ホント!」ってビックリして、「まあ〜、うれしいわ」って。
人間って、そうじゃない?
自分の身に置き換えて考えると、そのほうが楽しいじゃん。
だから、自分が「楽しいなぁ〜」と思うことを、人にもやってあげればいいんです。
とにかく、なんでもいいから、人が喜ぶことをやってみる。
仕事してるときも、プライベートでもそうですよ。
そしたら、いつも自分はハッピー。
「どうしたら喜ぶだろうか」って考えるだけで、もうワクワクしちゃう。
『斎藤一人 愛される人生 [音声特典付] (ロング新書)』KKロングセラーズ
小山薫堂さんは、「相手をニッコリさせるゲーム」というのをよくやるそうだ。
それは、たとえば、タクシーに乗ったとき、運転手さんがムスっとして機嫌悪そうだったとき、乗っている間に、どうしたらこの運転手さんをニッコリさせられるかというゲーム。
ゲームだから、うまくいかなくても、あの手この手と作戦を考えられるし、その過程が楽しい。
これは、タクシーの中だけでなく、コンビニでも、食堂でも、居酒屋でも、学校でも、職場でも、色々なところでできるゲーム。
つまり、「人を喜ばせる」ゲーム。
仕事や人生があまり楽しくないのは、人を喜ばせようと考えていないから。
自分だけ楽しくなることを考える人は、利己的な損得の人。
損することを嫌い、自分の得になることだけしか考えない。
そして、損得で動くような仲間ばかりが集まる。
人を喜ばせようといつも考えている人は、人の喜ぶ顔を見るのが大好きだ。
そんな人のまわりには、明るくて楽しくて、笑いと歓声にあふれた魅力的な仲間が集まる。
だから、毎日がどんどん、ワクワクして楽しくなる。
楽しい思い出のプレゼンターになりたい。 |
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