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2018.11.10

肯定的な顔

小林正観さんの心に響く言葉より…

ここで一つ、方程式をお伝えしましょう。

「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」、この「五戒」を言い続けている人には、「頼まれ事」がきません。

「頼まれ事」を実践していくうちに、自分の使命や役割、自分が魂を磨くためにこの世に生まれてきたことの意味などがわかってくるのですが、その「頼まれ事」が一切こない。

理由は簡単です。

頼みにくい顔がそこに存在しているからです。

「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」を今まで10万回言ってきた人は、その「五戒」の10万枚の和紙を、ベッタリと顔の貼りつけています。

10万回言ってきた人は、それなりの顔になっている。

一方、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」「ツイている」…こういった肯定的な言葉を10万回言ってきた人もまた、10万枚の和紙を貼り付けていて、言葉にしてきたとおりの顔立ちをしています。

肯定的な言葉を言ってきた人は、肯定的な顔をしている。

たとえば、テレビ番組で「今の首相の政権についてどう思いますか?」とか、「この芸能人についてどう思いますか?」などのインタビューがされている場面がありますが、このマイクを向けられている人の顔を見れば、どんな答えが返ってくるかすぐにわかります。

肯定的な顔をしている人は、必ず「良いと思います」と肯定的な答えが返ってきます。

否定的な顔をしている人は、「ダメだと思います」「頭にきます」という言葉が出てくる。

それぞれの問題について、どう論評するかというのは関係ありません。

この人の人生観として常に、目の前で何か起こった時に肯定的に物事をとらえるのか、否定的に物事を捉えるのか、がはっきり決まっています。

つまり、自分の顔を明るく楽しい顔になるようにつくり替えるためには、自分の口から発せられる言葉をコントロールしたほうが良いということです。

今まで10万個の否定的な言葉を言い、9万個の肯定的な言葉を発してきた人は、差し引き1万個の否定的な言葉が顔に貼りついているわけです。

だから、あと1万個「ありがとう」を言っていくと、差し引きゼロになって、やっとニュートラルな顔になります。

実は顔だけではなくて、体の細胞もそのようになっています。

否定的な言葉を発すれば発するほど、細胞は壊されてしまい、体が弱くなっていってしまう。

一方で、否定的な言葉を発することをやめて、肯定的な言葉に切り替えると、体も元気になっていくようです。

『悟りは3秒あればいい』大和書房


頼まれ事が、常時やって来るかこないかがはっきりしてくるのは、定年を過ぎてから。

会社に在籍している間は、誰であっても色々な意味で頼まれ事はやってくる。

しかし、いざ会社という枠組みを外れたとき、その人の本当の実力が顔を出す。

今まで、頼まれ事を、ニッコリと二つ返事で気持ちよく受けていたか。

それとも、頼まれ事を、嫌な顔してああだこうだと文句を言って、不機嫌そうに断ってきたか。

あるいは、不平不満や文句を散々言って、恩着せがましく、嫌々ながら引き受けてきたのか。

どうせ引き受けるなら、気持ちよく引き受けた方がいい。

そのほうが人間の生き方としては、よっぽどカッコよくて、魅力がある。

自分の顔を明るく楽しい顔になるようにつくり替えるためには…

頼まれ事を気持ちよく引き受け、肯定的な顔をつくっていきたい。



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