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2018.11.3

コミュニケーション術をスキルとして身につける

アナウンサー、梶原しげる氏の心に響く言葉より…

好印象を与える話し方やコミュニケーション術を、スキルとして身につけることに違和感を覚える人たちは、決まってこんなふうに言います。

「そういうのってテクニックの問題じゃなくて、大事なのは中身だよね」と。

一見もっともな意見です。

しかしその中身をうまく届けられないから、みんな困っているわけです。

「思いが大事」「心が大事」という言い方もあります。

「心は通じ合うものだ」と。

きれいな言葉ですが、何も言っていないのと同じです。

だから私は好きではありません。

伝え方がちゃんとしていないのに、思いなど伝わるわけがないのです。

運ぶ車が動かないのに、荷物だけ用意して、「荷物用意したから、わかるだろうおまえ」と言われても、「ハァ?」です。

車できちんと相手のもとまでデリバリーしなければならないのです。

阿川佐和子さんがいいことを言っていました。

彼女のところには、しばしば雑誌の編集の人たちが来ます。

その人たちが開口一番、こう言うことがあるそうです。

「ぼく(私)、口ベタなので」と。

阿川さんに言わせると、「口ベタ」は言いわけ。

うまく話せないけれども許してくださいという免罪符を、初めからもらいたがっている態度だと。

これを阿川さんは「私は許さない」と言います。

私の前に出てきて、しかも本を書けの、何々をしゃべってほしいって言うやつが、自分は口ベタだからあんまり上手にできませんけどよろしくお願いしますと言うのはけしからん、と言うのです。

私だってほんとうのこと言ったら口下手なんだけど、だからと言ってインタビューする相手に、口下手ですけどよろしくねなんて言わないわよ、と。

その気持ち、よくわかります。

言いわけするなら、努力して一生懸命しゃべろうよ、ということでしょう。

努力を、はじめから放棄してはいけないのです。

努力して身についたものは、もともと自分の中に眠っていた資源です。

スキルの訓練とは、それを掘り起こす作業です。

それがわかれば、スキルなんてあざといとは思えなくなるのではないでしょうか。

今、対人関係が苦手な人が増えています。

人と会うのも、あいさつするのも、面倒で、いやで、大変だという人が世の中には非常に多いのです。

口頭でのライブなコミュニケーションが希薄になった現代人にとって、もしかすると対人関係が、もっとも努力を要するものになっているのではないでしょうか。

どんなに苦手でも、生きている以上、人に会わないわけにはいきません。

だから無理せず、少しずつ階段を踏んで訓練していくことが大切です。

『まずは「ドジな話」をしなさい』サンマーク出版


梶原氏は「ドジ」について本書の中でこう語る。

『「ドジ」は「ドジったそのとき」は自己嫌悪で落ち込みますが、時間が経ってみると「ドジった自分」を客観的な視線でふり返り「いかにも自分らしいなあ」と冷静に思い返し、懐かしささえ覚えるようになることがあります。

「ドジ」は「ドジな話」として他人に話すと「共感してもらえる」可能性が高まります。

もっと「ドジな話」をしましょう。

うれしそうなときは、うれしそうな響きが伝わってくる。

その人が「今・ここ」を生きているリズムが、テンポ感が、伝わってきます。

あなた自身からも自然にそういうものがいきいきと発せられるようになったとき、初対面の人にも好かれる、魅力的な人になれるのです』

話をするとき、先に、「人前で話すとあがってしまって」とか、「話が上手じゃないので申し訳ないですが」と謝り、「話は下手なので許してください」と、予防線を張る人がいる。

自分をさらけ出せない人だ。

自分をオープンに開示できる人は、「ドジ話」ができる人。

失敗をネタにできるから、共感も得られる。

好印象を与える話し方やコミュニケーション術をスキルとして身につけたい。



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