2018.8.12 |
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「元気です」という言葉 |
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植西聡氏の心に響く言葉より…
運が良い人というのは、不思議なくらいみんなパワフルです。
そして実際に、元気です。
彼らは、元気そうに見えるだけでなく、実際に健康です。
少しくらい睡眠時間が足りなくても、笑顔で乗り切るスタミナを持っています。
「お元気ですか?」と聞くと「ああ。忙しいけど元気だよ。健康だけが取り柄なんだ」なんて言って、いつも笑っています。
考えてみてください。
あなたの近くの上り調子の人たちは、みんな驚くくらい元気だと思いませんか?
そしてプラスの言葉を発していると思いませんか?
いつも青白い顔をしていて、いつもいつも口を開けば、「最近、体調が悪いんだよ。病院で検査を受けてこようかなあ」などと言っている人が、大きな成功を手にしたなんて話、聞いたことがありません。
運の良い人たちは、心の状態がプラスになっていることで、健康状態さえも整えているのです。
そして、プラスの心がプラスのパワーを呼び込むことで、さらに健康になっていくのです。
「体力に自信がなくって」と言う人は、いつもそう言っていることで、実際に体力を失っています。
「胃が痛いことばかり起こるんだよ」と言っている人の心は、マイナスのパワーで一杯です。
そのため、実施にマイナスの力を引き寄せて、自分で胃を痛めているのです。
ツイている人を目指すなら、目標の中に、「健康であること」も付け加えましょう。
そして、「私は元気です」と口に出す習慣を始めてみましょう。
そう言い続けているうちに、本当に健康になる自分に気づくはずです。
同時に、寝る前にストレッチをしたり、朝少し早く起きて呼吸法をしてみるなど、体力作りのための行動を始めれば、あなたの健康運はますます上昇するでしょう。
ツイてる人は、自分の体調もコントロールできます。
「いつも元気です」と言って、実際に健康を保っています。
あなたも言葉を上手に使って、健康な人になってください。
『運がよくなる100の法則 (集英社文庫)』
中村天風師はこう語った。
「たとえ身に病があっても、心まで病(や)ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい」。
だからこそ、「どんな場合にも『こまった』、『弱った』、『情けない』、『腹がたつ』、『助けてくれ』なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです」と。
「体と心は別」だ、と中村天風師は言う。
たとえ病気だとしても、心まで病気になってはいけないと。
病気は体がなっているもので、体はつらいかもしれないが、心は別なのだ。
だから、「どんな調子?」と聞かれたときに「(心は)元気です」と答えることができる。
そして、「元気です」とか「楽しい」、「うれしい」、「ありがたい」といつも言っていると、逆に、体も自然と「元気」で「楽しく」て「うれしい」状態になっていく。
どんなときも「元気です」と言える人でありたい。 |
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