2018.7.25 |
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自分一人でも幸せになってしまうこと |
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山崎拓巳氏の心に響く言葉より…
「旦那はいらないけど、子どもだけ欲しい」って話をする女の人が増えていませんか?
結婚して良かったという意見と、結婚して大変っていう意見はどちらが多いものなのでしょうか…。
いい情報が少ないので、結婚を選ばない人が増えているのでしょうか?
ある意味、女性が一人でも楽しく、安心して生きていける時代が来たのでしょうか?
また、社会的に「一人で生きる女性」が市民権を得たからでしょうか?
ベストセラー作家で経営コンサルタントでもあるジェームス・スキナーさんが「幸せな結婚の仕方」って話を教えてくださいました。
彼がある精神科医のセミナーに参加したときに聞いたそのエピソードをここで紹介します。
「結婚すると幸せになれる」と多くの人が思っている。
結婚がゴールになっているというのです。
しかし、結婚してみるとなかなかパートナーが自分を幸せにしてくれない。
不幸な結婚をしたと感じている人のほとんどは、「何で幸せにしてくれないんだ?こんなはずじゃなかった。幸せになれるって思ったからこの人を選んだのに」と思っている。
実はこれ、相手にすごく依存している状態です。
本当にうまくいく結婚は違うんだよって、その精神科医は続けます。
まず、自分一人でも幸せになってしまうこと。
「結婚なんかしなくても、自分一人で幸せ!」
それができたら、次に同じように、一人でも幸せに生きている異性を探す。
そして、その人と結ばれると「幸せな結婚生活」がやって来る。
これが「幸せな結婚の仕方」と言うのです。
幸せは他者から与えられるものではなく、自分で完結すべきものなのかも。
この話を聞いたとき僕はそう思いました。
一人でも幸せを完結できている者同士が、一緒に二人の幸せを完結する。
いずれにせよ、幸せな結婚の極意は「結婚なんかしなくても、自分一人で幸せ!」を体感することのようです。
自分以外の何かに頼って幸せになろうというのではなく、自分の力で幸せになれる人であること。
今、自分の手元にあるさまざまなものに感謝し、それを楽しみ、愛おしみ、満たされた心を持つ。
「幸せ」っていうスポーツのソロ競技を嗜んだ二人が、次はデュエットでその競技を究めていく。
そう考えると、結婚はゴールではなく、どうやら始まりのようです。
『運の強化書』SBクリエイティブ
今すぐに、一瞬で幸せになる方法がある。
それは、「今、幸せだ」と感じること。
小林正観さんは、 「幸せという状態」があるのではなく「幸せを感じる自分」がいるだけだという。
何気ない日常でそれを感じるかどうか。
健康で食事ができて「幸せ」。
夜眠れる家があって「幸せ」。
幸せは、与えてもらうものではなく、自分で感じるもの。
他者に依存している自律していない人は、自ら幸せを感じる力が弱い。
だから、不平不満が多い。
結婚だけでなく、人間関係も、自律している者どうしの方が長く続く。
自分一人でも、幸せになってしまうことができる人でありたい。 |
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