2018.7.12 |
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おしゃれは勇気と遊び心 |
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精神科医、斎藤茂太氏の心に響く言葉より…
気に入ったおしゃれをすることは、自分に自信をつけ気力を充実させます。
また、おしゃれは人の視線を意識することですから、当然、その精神的高揚感が身をひきしめます。
あえていえば、おしゃれとは「気取る」ことです。
詩人で歌人、劇作家の寺山修司さんが興味深いことをいっていました。
「私は化粧する女が好きです。そこには虚構によって現実を乗り切ろうとするエネルギーが感じられます」
気取ることも虚飾。
気取りがエネルギーになるのです。
気取る勇気を持つことです。
背広にノーネクタイでも上着の胸ポケットに派手なチーフを差してみる。
普段着の地味な背広でもマフラーを鮮やかな色のものにする。
ふだんはかぶらない帽子をかぶってみる。
周りの人たちに、「おやっ!」と思わせる演出をしてみるのです。
おしゃれは勇気と遊び心です。
少し華やかな自分を演出してみれば、気持ちも浮き立ってきます。
おしゃれをするには、その時間、その場所、自分の立場にあった服装かどうか。
いわゆるTPOです。
それとともに、服装全体が調和しているかどうか。
セーターにエナメルの靴はおかしいでしょう。
気候や季節に合っているかどうか。
私はこの三点に注意を払っています。
最後にもう一つ。
「笑顔」という最高のおしゃれも忘れずにいたいものです。
『人生は曇りときどき晴れがちょうどいい』PHP
「お洒落(しゃれ)な人より、洒落た人になれ」と言ったのは、VANの創業者、石津謙介氏。
病の床にあっても、パジャマを着ることを拒み、イッセイミヤケのシャツを着たまま逝ったという。
洒落た人とは、粋な人、あか抜けた人、洗練された人のこと。
服装や外見だけでなく、立ち居振る舞いや、言葉も洗練された人のことだ。
スマートでセンスのいい人。
気の利いたレストランなら、着物で食事にくる女性をリスペクトし、歓待する。
なぜなら、着物を着ることに、どれだけの手間や時間(たぶん美容院も)、そしてお金がかかっているかを知っているからだ。
もちろん、エレガントなドレスやピンヒールの女性も同じ。
まさに、気合いが入っている。
「おしゃれは勇気と遊び心」
女性も男性も、洒落た人をめざしたい。 |
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