2018.6.27 |
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自分の機嫌は自分で取る |
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リチャード・カールソン氏の心に響く言葉より…
私たちはいつだって、気分がよくなったり悪くなったりするのをまわりのせいにする。
休暇直前になって締め切りが迫った仕事を指示されるとか、上司が突然怒り出すとか、誰かのせいで遅刻したとか、こうした出来事のせいでイライラさせられていると思い込む。
でも、本当はそうではない。
前述したように、あなたの気分を左右しているのはすべて、あなた自身の「考え方」だ。
それがわかってくれば、あなたは自分の気分とうまくつき合える。
たとえば、ふさぎ込んでいるときは、できるだけ重要な決断はしないとか、大切な顧客に電話するのは、やる気がわいてくるまで待つといったことが、できるようになるのだ。
自分の今の「気分」に気づき、理解して、気分に合った行動をとるのは、その日の天気に合った服を選ぶのに似ている。
暑い日には涼しい格好をし、寒い日には上着をはおり、雨の日には傘をさす…気分とも、そうしてつき合えばいい。
そして、まわりの人の気分にも波があることを知っておこう。
相手の気分に合わせて自分の気分を変えるということではない。
その人の気分を考慮に入れるだけで、いろいろなことがストレスなく回り始める。
たとえば、部下がどうも機嫌が悪そうだとわかれば、気分が浮上するのをちょっと待ってから新しい仕事を指示する、といった具合に、機嫌がいいときなら部下はこちらの話を聞く耳を持つだろうし、ムキになったりしない。
逆でも同じこと。
仕事が忙しい時期にどうしても休暇を取りたいという相談を上司にするなら、やはり上司の機嫌がいいときを狙ったほうがいい。
ただし、その人が不機嫌になっているのか、いちいち詮索しないこと。
誰だって、気分に浮き沈みがある。
もちろん「なぜ、そんなに仏頂面をしているんだ」と相手を責めたりしてもいけない。
あなただって不機嫌になっていた瞬間があるはずで、お互いさまなのだ。
また、「不機嫌なのはあなたのせい」と相手に責められたとしても、真に受けないこと。
その人が不機嫌なあまり、あなたの態度に必要以上に厳しい目を向けているだけかもしれない。
だから、あなたが思い悩む必要はないのである。
『読むだけで自分のまわりに「いいこと」ばかり起こる法則: 快適にポジティブに生きるコツ (単行本)』(浅見帆帆子訳)三笠書房
機嫌がいいことは、人生を生きる上で、一、二を争うくらい大切なことだ。
なぜなら、不機嫌は伝染するから。
機嫌のいい人と一緒にいれば、気分は明るくなって、笑いや、元気が出てくるが、不機嫌な人と一緒になったら、気分は暗くなり、仏頂面で、憂うつになり何もやる気が起こらなくなる。
不機嫌はまわりを不幸せにしてしまう。
逆に言うなら、まわりがどんなに不機嫌であっても、自分だけは機嫌よく過ごす必要がある。
あの人が不機嫌だから私まで不機嫌になったという、まわりに左右されている人は、人のせいにする人だ。
自律している人は、自分の機嫌は自分で取る。
いつも機嫌のいい人でありたい。 |
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