2018.6.11 |
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仕事も人生も娯楽でいい |
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堀江貴文氏の心に響く言葉より…
《行動しないことが一番のリスク》
「失敗のリスクを考えると新しいことに挑戦できない」という人がいる。
しかし、恐れていても何もメリットはない。
自分で勝手に「できない理由」を考えているにすぎないのではないだろうか。
よく考えてみてほしい。
行動しなければ、成功のチャンスすら掴めない。
仮にビジネスで失敗したとしても、命まで落とすわけではない。
実際、起業家のなかには、何度も失敗を積み重ねたが、最後には成功したというケースも多いのだ。
むしろ、現代のような変化の大きい社会では、行動しないことが一番のリスクだ。
AIの発達で、今ある仕事が10年後には機械に代行されているかもしれない。
現状に甘んじて何もしないのか。
それとも、変化を見据えて新しいことにチャレンジするのか。
どちらを選ぶかはあなた次第だ。
《誰でもできる仕事だからです》
2017年10月、僕はツイッターでこう発言して炎上した。
きっかけは朝日新聞のネット記事。
「『なんで保育士の給料は低いと思う?』低賃金で負の循環」にリアクションするかたちでつぶやいたのだ。
「保育士を見下している」「尊い仕事なのに」…。
とにかく叩かれまくった。
誤解を招く表現だったかもしれないが、僕の真意はまったく別のところにあった。
働きに見合わない報酬しかもらえないなら、そんな仕事はやめてしまえばいいのだ。
我慢して働き続ける人がいる限り、労働環境や待遇は改善されない。
需要と供給のバランスの話で、必要な人員が集まらなければ状況は変わる。
人生を変えるのは簡単だ。
現状に縛られず、初めの一歩を踏み出せばいい。
前進を妨げているのは、「リスク」ではない。
「能力」でも「経験」でもない。
そのように言い訳して行動しない自分自身だ。
僕は嫌なことは我慢しないし、自分が面白いと思うことしかしない。
「仕事も人生も娯楽でいい」。
その程度に考えていればちょうどいいのではないだろうか。
『仕事も人生も娯楽でいい (宝島社新書)』宝島社新書
現在、多くの企業で人手不足がますます深刻になってきている。
そして、今後ますます少子化は進み、さらに人は足りなくなる。
その対策はただ一つ、そこで働く人の待遇をよくするしかない。
厳しい現実だが、待遇をよくできない企業は存続できなくなる、ということだ。
アメリカのサウスウエスト航空の企業ポリシーは、「従業員第一主義、お客様第二主義」。
従業員の待遇をよくし、みんなが幸せに働けるようになれば、顧客も、地域社会も、取引先も自然と幸せになっていくという考え方だ。
基本理念には、「ざっくばらんに」「ありのままの自分で」「仕事を楽しもう」といったキーワードがある。
また、従業員第一主義に関しては、サウスウエスト航空のCEOであるハーバート・ケレハー氏は、「従業員を侮辱するようなお客様は自社の飛行機には乗せない」と公言するほど徹底している。
この理念を実行することにより、サウスウエスト航空は、40年もの間、黒字経営を継続している。
まさに、こういう会社なら入りたいと思わせる素晴らしい経営理念だ。
面白がってワクワクして仕事をする。
仕事も人生も娯楽でいい。 |
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