2018.5.20 |
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人を笑わせること |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
最近、セクハラの問題が外国なんかでずいぶんあります。
あのね、セクハラって、あんたが嫌いってことなの。
だって好きな人だったら、誘われたら嬉しくてしょうがないでしょ?
だから、好かれる人間になることだよね。
神様ってね、ユーモアが大好きなんです。
で、おもしろいことに、人は笑うと、一瞬にして心が開きます。
だから私はいつも、いろんな話を「これをどう表現したら、笑える話になるだろうか」って考えてるんです。
でね、まずは自分が笑える話にするわけです。
自分が笑おうと思うとね、ものすごくおもしろくしないと笑えないんだよね。
ところが、人を笑わせようと思うと、自分を笑わせたときの半分とか3分の1くらいのおもしろさでも笑ってくれるの。
もっと言うとね、相手の人数が多くなればなるほど、わずかなおもしろさでウケるんだよ。
1000人集まれば、ちょっとした冗談でもワッと笑うよ。
いちばん笑わせるのが大変なのは自分なんです。
だから、いつも自分を笑わせてるとね、人に会ったとき、相手を笑わせるくらいの冗談を言うのはワケないんです。
で、私は何かおもしろい話があると、この話をどうやって表現したらもっと笑えるだろうかって考えるんです。
だから、私はいつも、とても人には言えないようなおもしろいことを考えては、1人でクスクス笑ってるの。
そうすると、周りから、「今、何考えてるんですか?」って聞かれるんだけど、言えないって(笑)。
幸せって、楽しいのと同じです。
例えば、俺は野球の選手になるんだって決めて、野球選手になって大喝采されているところや豪邸に住んでいるところを想像すると、それだけで楽しくなるものなんです。
練習してようが、トレーニングしてようが、野球に関することなら何をしてても楽しいはずなの。
だから、本物の野球選手になるまでのトレーニングなんかは楽しくないっていうのは、本物じゃないんだよね。
本物っていうのは、想像しただけで楽しくなるものを言うんです。
ところが、世の中には楽しんじゃいけないと思っている人が一定数いる。
そんなこと思う必要はないんだよ。
あのね、一人さんって、とにかくおもしろくなきゃいけないと思ってるんです。
で、そう思ってるから、私の人生はおもしろいわけです。
四六時中、おもしろいこと考えてるんだから、毎日おもしろくてたまらいんだよね。
もし、1日に3人を笑わせることができたら、あなたの人生は大正解だと思います。
同じ人ばっかり、毎日笑わせてもいい。
やってごらん。
『斎藤一人 俺の人生 (すべてが成功する絶対法則)』マキノ出版
斎藤一人さんは、本書の中で「おもしろい話」についてこう語っている。
『おもしろいことってね、おもしろくないことから生み出されるものなんです。
私の場合だったら、納税日本一になったとき、周りの知り合いから判で押したように、「斎藤さん、儲かって笑いが止まらなでしょう」とかって言われたんです。
そういうときには、すかさずこう返しました。
「笑いが止まらない段階はもう過ぎちゃった。今は、あんまり儲かるものだから、夜になると笑いすぎて涙が止まらないんですよ」
そうすると、だんだん何も言われなくなってくる(笑)。
そんなことないよって否定したり怒ったりするから、あれこれ言われるんだよね。
こんなのもあったよ。
ちょっと太るとね、「斎藤さん、金太りですか」って。
幸せになることで太ることを幸せ太りって言うよね。
それと同じように、私にお金が入ったから太ったと言いたいんでしょう。
それにたいする答えは、こうです。
「いや、金太りじゃないんだよ。金むくみで、今はもうむくんじゃって」
私のは、金むくみだって返すんです(笑)。
こんなふうにね、笑えるような答えがいちばんだよ。
相手も笑えて、こっちも笑える。
それができると、変なことを言ってくる人はいなくなります。
だから私がいつも考えるのは、こっちも笑えて相手も笑える答えは何だろうっていうこと。
要するに、相手よりちょっと楽しい知恵が勝っていればいいんだよね。』
いつも、人の心を冷やす名人がいる。
愛のない言葉を発して、一瞬にして、相手の心を傷つけたり、嫌な気持ちにさせる。
しかし、大事なのは、その挑発に乗らないこと。
自分はいつも愛ある言葉を発し、相手を明るくして元気にさせると心を決めるのはもちろんのこと、相手の言葉に乗せられて、不機嫌になってしまっては元も子もない。
この世に生を受けた我々にとっての一世一代の大事な修業は、どんなことがあっても、愚痴や、悪口や、不平不満、文句、泣き言を言わないこと。
そして、言わないだけでなく、いつも愛ある言葉を発し、相手を笑わせることができたら、周りも自分も幸せになれる。
いつもおもしろいことを考えて…
どんなときも、人を笑わせることができたら最高だ。 |
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