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2018.5.7

成長とは 、物事の見方・とらえ方が進歩すること


小林正観さんの心に響く言葉より…

一般的に辛い、悲しいと思われる出来事も、見方を変えれば優しさを取り戻すための病気であり、謙虚さを取り戻すための事故だった、ということにもなります。

ですが、今、何事も起きていない段階で、優しさや謙虚さを取り戻した人は、病気や事故の必要がなくなるようです。

物事のとらえ方には五段階があります。

目の前の現象に対して、不平・不満、愚痴、泣き言、悪口、文句(これを私は「五戒」といいます)を言わなくなる。

これが第一段階。

このときにはまだ、我慢をしている、という概念が入っていますが、五戒を言う必要がなくなってくると、第二段階。

このゼロの状態に「嬉しいよね」と喜びが上乗せされるようになると第三段階。

「幸せだよね」と思うようになると第四段階です。

そして、同じ現象に対して「本当にありがたい」と手を合わせるようになるのが、第五段階です。

私がつかんだ宇宙法則の一つに「輪廻転生(りんねてんしょう)、生まれ変わりが存在する」というものがあります。

魂は、魂だけのときに、成長することはできません。

肉体を有しているときだけ、肉体上の体験を通して、成長・進化することができます。

生まれ変わる目的は、いかに自分が成長するか。

そして成長とは、自分の物事の見方・とらえ方が進歩すること。

そのために私たちは生まれ変わるのです。

『「人生を楽しむ」ための30法則』講談社


我々はこの地球上で肉体を持ったときのみ、進歩・成長することができるという。

肉体がない魂のときにはできない。

天国では、いつも鳥がさえずり、花が咲き乱れ、何の憂いも心配もないところだという。

しかし、この地球においては、我々人間は、事故や病気、仕事のトラブル等々、思い通りにいかないことが多い。

仏様はそれを「四苦八苦(しくはっく)」と言っている。

生・老・病・死の四苦、それに愛別離苦・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとくく)・五陰盛苦(ごおんじょうく)を加えた八苦。

これらの四苦八苦を乗り越えることにより、我々は成長できる。

それらの苦しみが、我々の磨き砂となってくれるからだ。

嫌なことや苦しいことがあったとき、 不平・不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないか。

もし、それができていなかったら、できるまで何回もそれらはやってくるという。

なぜなら、神は(というより本当は自分だが)成長の機会を与えて下さっているのだから。

「あの苦しいことがあったおかげで、今の私がある。感謝しかないなぁ…」というなら、魂はかなり成長している。

成長とは 、物事の見方・とらえ方が進歩すること。


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