2018.4.9 |
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配られたカードにいちいち文句を言ってると勝てない |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
不幸な人って、「私にはあれがない」とか「これができない」とか、“自分にないもの”に焦点を当てようとするんです。
そうではなくて、「私にはあれがある」「これもできる」とか、“自分にあるもの”に焦点を当てたとき、人はしあわせになるんですね。
人間には“業(ごう)”ってものがあるの。
それは神様が与えてくれたものなんです。
だから、その神様の与えてくれたものでしあわせになるの。
ポーカーでも、配られたカードにいちいち文句を言ってると勝てないんです。
配られた手でどうやって勝とうか、って考えないと勝負には勝てません。
何かハンデを持って生まれてくる人がいるんだけど、そういう人は魂的に優秀な人が多いんです。
それで実際、まわりの人は「困るでしょう?」って言うけど、それほど困らない。
「私、足が遅いんです」って言う人がいるけど、車の運転ができてポルシェにでも乗れば、その人は時速200キロだって出せるんだよね。
だから人はそれぞれ、得意なことを一生懸命やればいいの。
それで苦手なことは必ず誰かが助けてくれるから。
人はそうやって助け合い、補い合って生きていくものなんだよね。
それを不得意なことをなくそうとかってやっていると、大切な人生の時間があっという間になくなっちゃう。
それより、得意なことで、みんなのお役に立てればいいんだよ。
『(文庫)変な人の書いた世の中のしくみ (サンマーク文庫)』
「置かれた場所で咲きなさい」という、渡辺和子さんの言葉がある。
どんな状況の中でも咲く努力をするということ。
もっといい条件でなければ咲くことはできない、と言っているなら、いつまでたっても花を咲かすことはできない。
与えられた条件の中で、どれだけいいパフォーマンスをあげることができるのか。
何もかもそろっている人は、結果としてうまくいかない人が多い。
豊かで条件がそろっているがために、そこからの努力をしないからだ。
「配られたカードにいちいち文句を言ってると勝てない」
配られた手でどうやって勝てるかをつねに考える人でありたい。 |
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