2018.3.13 |
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あらゆることに興味を持つ |
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リチャード・テンプラー氏の心に響く言葉より…
「今、新たに世界で起こっていることを知る」…今日からこれを自分の使命としよう。
時事問題、音楽、ファッション、科学、映画、食べ物、交通手段などなど、とにかくあらゆることに興味を持つようにしよう。
最新の電子機器のすべてを手に入れる必要はない。
それでも、何が変化し、何が新しく生まれ、何が起こっているのか…世界のおおよその姿をつかんでおくことは大切だ。
そんなことをしてどんな利益があるのかって?
「物知りでおもしろい人になれるし、若々しさを保つことができる」
先日、郵便局に行ったときに、あるおばあさんがPINコード(個人識別コード)について大騒ぎをしていた。
「PINコードって、いった何なのかしら。この年でそんなこと言われたって…」
しかし、このおばあさんはPINコードを知る必要がある。
知らなければイギリスでは年金も受け取れないからだ。
人は油断すると、すぐに「今までやったことがないのだから、これからもやらなくていい」という心理状態に陥ってしまう。
しかし、そんな態度では、人生のチャンスをことごとく逃してしまうのだ。
幸せで、バランスのいい人生を送っている人は、必ず世界と関わっている。
世界から自分を切り離さずに、世界の中で生きているのだ。
そういう人は、一緒にいても楽しくて刺激を与えてくれる。
先日、朝のラジオを聴いていたら、アメリカの刑務所の責任者がインタビューを受けていた。
話題はアメリカの刑罰制度の改革だ。
私はイギリスに住んでいるし、アメリカの刑務所に入っている知り合いもいない。
まったく関係のない話題だが、この話を興味を持って聞いた。
この新しい知識から、私の頭が刺激され、活力が満ちてくるのを感じた。
知識は力だ。
新しい世界からの刺激を受け、エネルギーをもらうのは悪いことではない。
《世界の変化に興味を持つ》
『できる人の人生のルール The Rules of Life』ディスカヴァー
過去にばかり興味がある人は、過去のことしか話をしない。
「あのときはああだった」とか「私が若い頃は」というように、「昔は…」で始まる話だ。
しかし、反対に、年を重ねた年配者であっても、未来の話をする人もいる。
「これからこうなる」とか「今度出た電子機器は」とか、現在起きていることや、新しいことを話す人のことだ。
どちらの人と会っていて楽しいかは言うまでもない。
昔の話は、何度も繰り返され、愚痴や懐古で終わる。
しかし、未来の話にはワクワクがあり、夢や希望がある。
いくつになっても、あらゆることに興味を持つ人でありたい。 |
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