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2018.2.2

こだわらないこと


美輪明宏氏の心に響く言葉より…

人間が老(ふ)けこまないようにするコツは、こだわらないということです。

このこだわらないという言葉を、つねにどんな場合でも忘れないようにしていく修練をしてください。

つまり習慣づけるようにすることです。

すべてにこだわらない。

国籍、性別、年齢、職業、物欲、過去未来、感情。

これらの他、もっといろいろあるでしょうが、人間が不安になったり、ゆううつな気分になっていったりするときには、かならず、どれか何かにこだわりつづけているときです。

未来のとりこし苦労とか、暗く悲しい過去をいまだにひきずっているとか、誰かに何かに執念深く怒っている、恨んでいるとかがあるものです。

そういうときは忘れじょうずになることです。

なかなか難しいことですが、さっぱりと忘れる、考えないよう努力をくり返すことです。

心の中でゆううつや不安感の正体を見きわめたらそれを、きっぱり追い出してしまうのです。

このこだわらないという言葉を、いつもどんなときにも忘れないようにしていると、非常に役に立つものです。

つまり、開き直りの一種なのかもしれませんが、とても心が楽になるための一つの鍵の言葉です。

喧嘩のときなど、とくに役に立ちます。

対人関係の恨みつらみも、こだわるから苦しいのです。

『人生ノート』PARCO出版


「放下著(ほうげしゃく)」という禅語がある。

こだわりを捨ててしまえ、放り投げろということだ。

我々は、色々なものを後生大事に抱え込んでしまう。

「こだわり」「しがらみ」「嫉妬(しっと)」「妬(ねた)み」「恨(うら)み」「怒り」「憎しみ」…。

過去の「苦しかったこと」や「つらかったこと」にこだわり、人と比較する。

100年たてば、我々は誰もこの世には存在しない。

そう考えれば、どんな大事なことでも、ちっぽけなことに思えてくる。

そんなにこだわらなくてもいいのだ、と。

老けこまないためにも…

日々、こだわらない修練をしたい。


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